気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

夢の初優勝!

2008-04-28 21:53:49 | ボウリング

先日の大会には私とツレ、メンバーのHさんと三人で参加しました。大会の方法は1G毎レーン移動予選6G,上位女子10名男子6名勝ち残り、一位二位を抜かした人数で1Gのシュートアウト。そして三位決定戦、優勝決定戦というもの。

この大会でなんと!ツレが優勝しちゃったんです!すご~い!オメデトー!初めての一位残りでの優勝!ハンデもあったのですが、ピン差の勝負。ツレが先に1フレからターキーをマーク。これで波に乗れるかと思いきや、相手もダブルと追いついて・・・。運命の分かれ道6フレでまさかの5-10残り。ああ!場内に流れる嫌なムード。「もうこれは負けたかな?」とちょっとあきらめも入った時、なんとツレは果敢にもトライに行ったのです。普通のスプリットならテイクワンしてスコアをまとめに行くのですが、駄目で元々。それに5番は割合に調整しやすいピンなのです。普段から真後ろに飛ぶようにスペアを取る練習をしていたコントロールが活きました。5番ピンを右奥に飛ばして10番ピンを綺麗に倒してスプリットをカバー!すご~い!えら~い!それから少しカウントを落としたものの、何とか逃げ切り。ハンデ差で優勝しました。

私はなんとか予選を通ったものの、思わぬアクシデントで打てませんでした。打てなかった理由を誰かのせいにはしたくないのですが、事実ですから。あきらめます・・・・・。予選が終わってボールを一旦仕舞おうとしたとき、何だかビチョビチョなんです。サムホールもじっとり水分が溜まっていて(どれだけの量を振りまくとあの水分になるのか不思議なほどです)。同じボックスで投げていた他の人のクリーナーが掛かったのです。サムにテープを貼っている私は知らずに指をいれて・・・・。テープがふやけて、リリースで親指が抜けなくなるというアクシデント。あわててテープを派がして挑んだ物の。時すでに遅し!

本当ならベンチでやるか自分のバッグの近くでやるか、とにかく他の人のボールにクリーナー液が掛からないように気を付けるんですけどね。いかんせんビギナーにはそんな余裕もないのでしょう。また普段からそういったマナーを教わっていないのでしょう。彼ら(カップルですが)は練習ボールの時から同時投球気味で非常にやりにくかったのです。投球の時は先に投げさせれば良いのですが、とにかくアプローチに立ちたくて仕方が無い様子。センタープロは何を教えているのでしょうか。

まあ私が打てないのは腕が悪いだけですね^^;

帰りに食事をして、ふとHさんが「WiiFitってどうですか?」と聞くので自宅に寄ってもらいちょっとやらせてあげました。同じく自宅にはWiiSportもあるのです。ボウリングの後にTVゲームのボウリングで再び勝負!100本トライでHさんは負け続け・・・・・。「くやしい!出直します」とうなだれて我が家を後にしたのでした。ホントに負けず嫌いなんだから^^;

ツレの初優勝Av217.6。私は177.6。

今回はツレに華をもたせましょう^^;おめでとう!ツレ!


仲間との絆

2008-04-18 11:33:00 | ボウリング

ボウリングは個人の競技ではありますが、ダブルス戦やトリオ戦、五人組四人組と団体戦もあります。国内での主催団体もいくつかあり其処に所属しないと試合に出られない物もあります。

私達家族は四つの団体に所属しています。その中の一つに先に書いたNBFという団体があり、それぞれの地区で「支部」が置かれています。そこでの出来事です。

ある日の練習会の後先輩格のKさんが長男のMに注意しました。「10番ピンのトライを失敗したからと言って命を取られるわけではないから気にしないで次の投球に頭を切り換えた方がいい。あまり落ち込むと周りにの雰囲気まで悪くなるしモチベーションが下がるのは良くないこと。もっとボウリング自体を楽しむようにした方がいい」との内容です。これは以前にも言われたことで母である私は非常に気にしていた部分です。なにしろもう一人のAちゃんは有名な泣き虫さんですからね。

問題は別のところにあるんです。実は長男のMは発達障害があり高機能自閉症・アスペルガー症候群と診断されており、投薬治療をしているのです。薬が効いている間は非常におとなしく冷静なのですがそれでも自閉症独特の思考は出てきます。社会性に乏しく他人とのコミュニケーションが取りづらく、意見を受け入れたり主張したりすることが上手くいきません。冗談は通じないしからかいや本人への批判・否定はもっともしてはならない行為なのです。もちろん健常の人へもアドバイスは難しいという話は以前にもしましたが、Mにとって自分の投球や行動を注意されるということは「自分そのもの」を否定されると同じくらい深刻に受け止める非常事態なのです。知能的にはまったく問題がないので一見では見分けがつきません。しかしパニックになるとそれはものすごい状態になるのです。家を飛び出していくのはもう何回もありますし、わめき大声で興奮し泣き暴れるのです。

親ばかですが敢えて私はKさんに言いました。「あの子は自閉症児です。今の状況が彼の最高潮だと思ってください。ここからもっと上を目指すことは出来るとは思いますがその成長は他の健常児と比べてものすごくゆっくりです。発達障害というのはその辺から来ています。今言ったことを理解し実行できるようになるまでにはどのくらいかかるのかは分かりません。小さい子供に話すように繰り返し教えていくしかないのです。打てば響くようなことにはならないのです。どうか長い目で見てあげてください」と。

メンバーの一人Fさんは医療関係にいることもあるので発達障害児も知っていますし、お孫さんもいる年代ですから子供の成長や子育ての苦労も知っています。FさんはMを褒めてあげるのが一番なんだとKさんに話してくれました。Mはがんばっているよって認めてくれたのです。支部長のHさんやKさんは独身だったり子供がまだ小さかったりと子育ての経験がありません。どうやってジュニア世代と付き合えばいいのか、育てれば良いのかが分からないのは仕方のないことです。

後日メールが支部長のHさんから届きました。そこには次回のダブルス戦の組み合わせが書いてありました。私とFさん、Hさんと泣き虫Aちゃん。そしてMはKさんと組むとあります。一瞬「え?」と思いました。「え?いいの?本当に?」どこに真意があるのか分からなく戸惑いました。しかし最後にこの組み合わせを決めたのはKさんだとあるのです。KさんはMを理解してくれたのでしょうか。きっと理解しようと思ってくれての組み合わせなんだと思うのですが。

Mはこれを告げると「うん。がんばらないようにがんばるよ」と言います。ボウリングは大好きなようです。でもそこには少しの努力が必要だということも理解しているようです。

泣き虫Aちゃんは泣き虫を取り払いました。さてMはどこまで成長できるのでしょうか。楽しみでもあり不安でもあります。

でも受け入れようとしてくれいる仲間もいる事にまずは感謝しようと思っている今日この頃なのでした。


泣き虫卒業宣言?!

2008-04-17 11:33:39 | ボウリング

またまた泣き虫Aちゃんのお話です。今回は場協会主催のダブルス戦です。母とペアを組みました。相変わらずの両手投げですが今回はとてもスコアが良く本人も満足しながら投げていたのです。ところが!またまた「いずれは片手投げにしてあげないとねえ」という会話が聞こえてきたら・・・・もう大変!半べそ状態になってしまいました。つまり先日私がプロからのアドバイスを受け止めて消化しきれずに悩み、自分を見失ったときのような状態です。最後には「私のボウリングは駄目なの?」と。

たぶん答えは「No.」でしょう。スポーツは正解がない世界だと思うのです。ある程度の定石はあるでしょうが、最後の部分(本質的に)は「個性」だと思うのです。「こうすれば巧くいく」方法があるのなら苦労はしないし、誰でも出来るならつまらない競技になってしまうからです。

母はAちゃんに言いました。「PBAにも両手投げはいる。日本のプロにいないだけでやってはいけない規定はない。両手投げでアベレージがあがらない訳ではないだろう。極めてみるのも一つの方法ではないか。言われて嫌なら片手投げに戻すし、そう教える。しかし自分はこれで良いのだと思えばどんどんやりなさい。」と。

休憩の間に考えて、後半も両手で投げ続けたAちゃん。最後の投球シフトなので自然と人が集まります。両手投げのストライク。両手投げの10番ピントライ。スペアーをマーク!そして結果はビリじゃない!場内からも大きな拍手。150とスコア自体は低めですがノーミスです。たった一ゲームだけでもノーミスのゲームが出来たのです。これはものすごい成長です。しかもちょっとふてくされ気味でしたが、笑顔をみせることも出来るようになりました。泣き虫卒業です。ギャラリーからも「今日は泣いてないね」と褒められて、ストライクの後のハイタッチは多いときで10人くらいになりました。皆で応援してくれたのが励みになったのでしょう。気分良く六ゲームを投げきることができました。

正解のない世界で自分の正解を見つけるのは大変なことです。だから面白いのです。Aちゃんと母はそれを確信し、また目標が出来ました。


パーフェクトの星!

2008-04-07 16:09:00 | ボウリング

先日から悩んでおります。(勝手に^^;)昨日の続きをカキコします。

やっぱりレッスンの日以降投球フォームが崩れてアプローチの動きが益々ぎこちなくなり、スイングのタイミングがずれてしまったのです。「あれ?どうやって投げるんだっけ?」(笑

この「違和感」を感じるかそうでないかはレベルアップに大きく影響します。初心者なら手取り足取り教えても持論がないので吸収も早いのです。また、スコアに速攻で反映するのでやりがいもあるのです。今現在の長男がそうです。投げるたびに良くなっていっています。でも、私は投げるたびに悩みばかりがふくらむのです。ツレもそうだといいます。「俺の投げ方は自己流だから」といいます。誰かに教わったわけではないのです。そこそこ良いスコアは出せます。良い回転で曲がりが強く生きたボールを投げることが出来ているのです。先日のレッスン会でもプロからのアドバイスは一言も無かったと言っています。言われないのが良いのか悪いのかは別としても、ツレはレベルアップのために何か言ってくれたら考えるきっかけになったのになと残念そうでした。

悩んだときは自分の欲しい答えが見つからないときです。アドバイスというのは自分の意図できないところに答えがあるものだと思います。気がつくようなら最初から悩みもしません。しかしプロのアドバイスや意見が正しいとは限りません。こっちは正しくこっちは不正解ということも充分にあり得ます。困っていないならレッスンを受ける必要は無かったのでは?という意見もいわれました。でも自分の欠点を思い出せたのは良いことです。

ただ今回のレッスンでの疑問点をツレや仲間と議論をしていくうちに「もしかしたらこうじゃない?」という別の意図も見えてきたのです。彼のプロには単にレーンの奥に落とせと言われましたが、これは「しっかりとホールドし、バックスイングをタイミング良く行い、人差し指でボールを支え、親指の抜けを気にせず、フィンガーにかかるように、フォロースルーを重視して、奥へ押し出して行くような投球をしろ」という事ではないのかという結論に達したのです。これをやった結果ロフトボール気味になってもそれはそれでOKということでは?と思い始めました。ツレが別の方からアドバイスを受けた時の事を加えて考えた結論です。それをするためには左膝が気になりますし、最後に踏ん張るにはやはり軸足が重要になります。

最高時期の自分はまさにそういう投法をやっていたのです。そうしなさいと教わってもいたのでした。すっかり忘れていました!何故か!怪我をしてそれをかばうような投法を身につけてしまったからです。怪我をしていて痛いけれど投げなくてはならない。だから痛くないようにそーーーっと投げていたようです。完治してもそのまま投げ続けていて、ある程度元に戻すように考えを変えて行けば良かったのに、楽なのでそのままにしていたんですね。スコア自体は変わらないので、その必要がなかったのです。

最高の時期の自分に再び会うため、もっとレベルアップするために、楽をしている投球フォームを捨てようと思いました。それは再び起こるかも知れない怪我との戦いでもあります。でも怖がっていたのでは何も出来ませんよね。まず最初は筋力トレーニングからやることにしました。最近ダイエットをしていて、ちょっと体力が落ちていることも原因なのかもしれません。やせるために筋力が落ちてしまったと言うことでしょうか。もったいない事をしました。あ、ウエストのくびれを作るにはコアリズムが効きますよ~。骨盤回しダイエットの話はまた後日載せますね^^;

筋力トレーニングの一つはゲーム機WiiFitです。BMIと体重も管理できるし、バランス測定も出来るので好都合です。これにはヨガや有酸素運動もあります。家族で数値を競えるのでやりがいがあります。ヨガ・筋トレ・有酸素運動の順番にこなします。朝30分、昼休みに30分、夜30分と分けて少しずつやります。それからビリーズブートキャンプです。これは「やせる」為ではなく腹筋力や持久力を付けるためです。それから普段生活をする上で常に両手両足に負荷がかかるように巻き付けるタイプのダンベルを装着しています。今は一番軽い300gの物です。キーボードを打っている今も付けています。

デスクワークなので運動量が少ないことも骨が成長しない理由かもしれません。しかも自宅が事務所なので通勤もありません。田舎町ですから移動はすべて自家用車です。(公的移動手段は電車しかないのです)都会に住んでいる方の方が運動量や歩数は多いようです。またある程度スコアメイクが出来るようになったので練習を減らしたのも原因でしょう。家族四人での練習代、エントリー費、ボール代、小物代、は莫大なものです。ここで愚痴っても仕方ないですけど^^;子供に投げさせても親は我慢!という日もあるのです。無料券はありがたいです。自分の練習を減らして節約するしかないのです。

サクラも咲いたことだし、愛犬を連れて散歩にも精を出したいなと思います。

大リーグ養成ギブスを付けた星飛馬のようにがんばります!


プロのレッスンも善し悪し?!

2008-04-06 12:23:00 | ボウリング

先日センタープロ主催のレッスン会に参加してきました。自分のホームレーンではありませんから、とても楽しみにしていました。

そこそこ打てる人にとっては90分投げ放題という感じで、初心者や中級者にはプロがアドバイスしてくれるという、堅苦しい感じのものではありませんでした。

初心者の長男にはとても良いアドバイスを貰えてだいぶ「まし」になってきました。四歩助走を五歩助走に変えて一歩目の出だしがスムーズにいけるようになりました。これでスイングの動作のぎこちなさがなくなり投げやすくなったようです。

ただ、長女は両手投げのためアドバイスはして貰えませんでした。今回のプロは片手投げを推奨し(もっとも99.9%の方は片手投球なんですけどね)両手投げを片手に直したら・・・という事を言われました。前回にも書いたのですが、ここの部分でかなり意見が分かれるのです。どう投げても本人がそうやりたくて結果が結びついているのならルールに違反しない限り伸ばしてあげるべきだという考えのプロやボウラーもいるのです。プロの意見が絶対ではありません。またプロ自身のレベルもあるでしょう。レッスンが上手で的確なアドバイスを言える方、反対に何を言いたいのか理解に苦しむ言い方をする方もいます。最終的に自分のレベルアップになればそれはそれでOKなんですけどね・・・・。

まず長女のロフトボールを止めさせた方がいいと言われました。しかし同時に私自身にはロフトボール気味でよいからもっとレーンの奥にボールを投げるようにと言うのです。隣で投げていた方は完全にボールを指で引っかけて落とすロフトボール投法です。見ていてお世辞にも「上手」「巧い」「かなわない」という感じではありません。私のポリシーというか今まで意識的に避けてきた投げ方をするようにとアドバイスされたのです。この相反する内容は私を混乱させました。私自身が成長するためならいくらでも悩み努力するのですが、長女の指導とは真逆です。今後長女にどのようにかみ砕いて教えれば良いのか非常に困りました。確かにレベルは違いますから、アドバイスも変わってくるのは当然です。しかし当のプロは私に初心者か中級者がするような投げ方を押しつけたのです。「「隣の方のようなボールが良いのです!」と言い切ったのです。

ここで自己保身・自己弁護のために敢えて書きますが、私自身はアベ200を目前にするもうそろそろ上級者(笑 だと思っていたのです^^;(思いたかった、思いこんでいたという事でしょうか)試合によっては210アベを出すことも出来るようになっていたし、プロアマオープン戦の予選会も通るし、決勝まで残る事も出来るようなレベルになっていたからです。

なのに!まるで初心者を相手にしているかのような扱いを受けたので自尊心が傷つけられたというのが本音です。帰りの車中で仲間に聞きました。「私の投球は見ていて初心者なの?」と。答えは「そうは見えない。」と慰めてはくれました。「しかし欠点はある」と。そりゃそうです。でも誰にでも欠点はあるでしょう。そういう仲間自身もも欠点を直したいからプロのレッスンを受けているのです。それを身につけてスコアをアップさせ安定させるために練習するのです。それの積み重ねでしかないでしょう。これは一生の事です。これでもう何もすることはないというような競技ならここまで広がらないでしょうし廃れているでしょう。「ハニカミ王子」もプロになって苦労するのが楽しみだと言っています。とてもすばらしい考え方です。もしも完璧な理論と実践が伴っていたのであれば、彼のプロはもっと優勝してもいいでしょう。しかしノンタイトルプロに言われたくない!という変な考えも浮かぶのです。

まして前々日に他のプロからアドバイスを受けていたことも関係していました。その方は指導が丁寧で熱心で的確に思えました。完全に否定し「直す」のではなく一つずつ「修正」することをさせ、なおかつ個性に合わせた伸ばし方を知っているように思える言い方をするのです。やはり相性でしょうか。好き嫌いと言ってもいいでしょう。一つの決まった投げ方の枠にはめるのではなく、個性を重視し、歴史を否定せず、ほんのちょっとだけアドバイスするのです。きっかけだけを言ってくれるのです。物足りないからこちらが考えるようになります。そうすると一言の先に重要な事が隠されていることに気がつくのです。

食事をして仲間達と分かれた後、ホームレーンに戻ってもう一度練習しました。自分なりに消化したかったからです。レッスンの内容やボウリングの理論について議論を重ねた結果、見えてきた「原因」を思い出したからです。これは前にも書いた「左足の故障」の影響でした。左足の膝と踝の骨折をかばうがありまりに、フォームが崩れ、それを間違った方向へ修正し、そのまま投げていたからです。足が治るに付けて本来の自分の投球に戻れば良かったのでしょうが、楽をしてしまっていたのです。

それを思い出させてくれただけでも、レッスンにいった成果はあったと思います。同時にもう彼のレッスンは必要ないなとも思いました。仲間の内二人は毎週のようにそのプロのレッスンを受けているのですが、実際には私の方がスコアが良いからです。これも不思議。

師範は吟味した方が良い。これが今回得られた教訓です。