気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

国民の中での温度差?

2012-01-31 21:13:17 | 日記・エッセイ・コラム

 上司は東京都に住んでいて家も都内にある。本社は都内だからいいとして、支店で働く自分たちはてんでんばらばらになっていって、それでもなんとか業務を続けている状態。取りあえず親会社があるいわき市に拠点を置き頑張っている。

 で・・・・。「除染すれば帰れるよ」と軽くいうのです。いや・・・無理じゃね?って自分は思うんですけどね。帰りたいけど帰れない。つまり現在原発から10キロ圏内にある市町村は除染しても「長期居住制限地域」になるでしょうから、30年は無理。でも30年経ったところで帰るのかと言えば帰れない。

 いわき市にも仙台市ににも行けないんですよ。取りあえず福島市か郡山市にはいけるけど。だったら現在の福島市にいた方がまだいいと思う。

 どうにも給与改定の話や今後の事業の在り方の話をしていても、現実感がないなあと思うので考えたら、当事者なのか否かでそうとう違うんだなあって感じました。

 もしかしたら、国会議員はそうなのかも。当事者の気持ちなんて想像もつかないんだろうなって思います。

 そう気が付くと(決めつけるわけではないけれど)いらいらして話をするのもダメ。話し合いにならないんですよ。

 東京電力の賠償は実質物損害と精神的損害がある。給与補てんなどはそうですよね。失業給付が終わったら東京電力の方に補てんしてもらわないといけなくなる。それもどの時点での賃金が最低賃金として認められるのか?第二回目なんか0円でしたからね。来年度もつまりは4月からの賠償はきちんとされるのか心配です。

 そういうこともあって会社には安定した雇用と従業員の生活の保障を求めたわけですが、旨く伝わらない。そりゃそうだ。現場にもいかず、津波にも合わず、地震の被害もなく。そういう人が避難者の気持ちなんかわかるけがない。いや中にはわかってくれる人もいるでしょうけど、上司にはわかっていないみたい。そう感じる。

 家を建てることにしたので、ある程度先を見越して何とか生活を再建しようと、子供たちの進学や就職も考えていこうとしているところで、上司が軽く「大丈夫だよ」とかいうのはなんだか違う気がして、無口になるのです。

 上司はたぶん、心配し過ぎないようにと配慮があるのかもしれませんけど。ちょっと空回りかしら?と思うのです。

 とにかく6年は動けない。下の子の高校が終わり、その後の進路が決まるまではこの場所を動く気持ちはないんです。ていうか動けない。上も大学に行くとなれば一人暮らしになるだろうし、そうなると彼には無理っぽい。発達障害だしね。やればできるだろうけど想像はつくし。そうなったら親戚宅に下宿するとかしかないし。相双地区と福島市と二重生活になるかな。いやそれならそれでもいいのだけれど。お金もかからないしね。どっちも自分の家だから。

 友人は遠く柏市にいて、福島の新聞が読みたいというので何とか配送する手配を考えています。情報がなくて不安というのが理由。そうだろうねえ。全国紙じゃあちょっとしか載らないだろうしね。ここはひと肌脱ぎましょう。

 とにかく、被災者の心の動揺はまだあの日のままです。何故?急に?逃げなきゃならないの?しかも自分でここにいく!って決めた自分たちのようなものはまだいい。知らないまま連れて行かれてそこの仮設に入って暮らせと言われた人たちは大変ですよ。

 だから双葉町が埼玉に役場機能を移したけれど、住民はせめて県内にといわき市に戻ってきている。その点を役場側が理解し移動してきてくれないと嘆く。わかりますよ。すてられた気分というか見捨てられている感はありますね。

 浪江町は二本松市なのでまだ近いので安心感はあります。息子は毎日通っているので情報や書類など頼めるしね。

 机上の空論というのはこういうことかと実感しました。

 あの上司をどうやって懐柔するのか、これからの課題です。


展示会と温泉でリフレッシュ

2012-01-29 22:36:13 | アート・文化
呉服屋の展示会に招待され行って来ました。小規模ながらも好きな作家さんが来ているとの事で、早速ブースへ。涙ながらに無事を喜んでくれました。
何しろ最初に持って来たのが姫の着物が入っていた長持ちですから。
避難生活の中で唯一の楽しみです。
普段着に着物を着ている自分はもう今年は何も買わないと宣言したので、楽。
姫は作家さんがオリジナルに描き下ろした作品を託されましたが、一晩悩んでパス。訪問着は要らない。普段着の小紋が欲しいし紬がいい。とポリシーは変わらない様子。
マイペースです。
試験前だし宴会は嫌いなので部屋で夕食を頂きます。美味しい!久しぶりにお酒も戴いてほろ酔いかげんで温泉に。貸し切り!?
お肌ツルツルの二人。
仲良し親子は次回の展示会に期待します。


支援部隊の真実

2012-01-29 22:27:13 | 日記・エッセイ・コラム
震災からもう10ヶ月が経ちました。早くもカレンダーでは3月が見え始め心穏やかではありません。まだふわふわと地に足がついていない感じがあります。流されているとでもいうのかしら?避難そして復興。除洗もいいけど無理ならその予算を別な支援に使う事もそろそろ考えても良いのではないかと思います。帰宅が無理なら無理だとはっきりして欲しい。変な期待感があると仕事も見つけ難いとかあるみたい。長期的な安定雇用の確保ていうには程遠い感じがします。
そんな中悲しい話が耳に入って来ました。支援に向かって現地に派遣されている自衛隊や警察官、消防隊の人がうつ病や精神障害になり自殺が増えていると。報道など表には出ませんが既に四百人以上の方が二次的被害にあっている。これは想定されていた事なのでしょうか?しっかりしたシフトとメンタルケアがされていないのではと、支援を受けている被災者として非常に複雑です。
彼らにも家庭があり使命感で尽力を尽くしても達成感どころか無力感が募っていくらしい。終わらない行方不明者の捜索は、一年経ったら打ち切りも仕方ないと思います。
私達家族は結局支援物資などはあまりなく、ボランティアも来ないし慰問もないから、言い出さなければ被災者だと判らないでしょう。でも地元で顔馴染みになった方からは納得し受け入れられてきたかな?と思います。話し言葉やイントネーションの違いがあるみたいですね。
とにもかくにも、支援するほうもされる側もそろそろ限界が近い感じ。
精神的苦痛は時間が経つほど大きくなるのは事実。賠償額変更の予定があるとか、いよいよ避難区域の見直しが始まり確定すればまた、住民の考え方の相違から話し合いが進まなくなるかもしれない。
自衛隊も人の子です。ロボットの様に働かせるのは如何なものかと。期間を短くして、休息も必要ですよ。
地元役場の職員の憔悴した顔は日に日に酷くなってきてます。同じフロアーにいる東電社員の横柄さと比較すると一目瞭然です。
そこに座って相談は受けるけれど結論は出せない。なら意味はない。欲しいのはyesかnoかのどちらかひとつ。
未だに賠償をしていないという友人。どこから手を着けてよいのが判らないし、資料が揃わないとか記憶が曖昧だとそこから進まない。家族は五人。10ヶ月で最低でも五百万は入ると思えば電卓も叩けるでしょう?と喝いれました。
まったく!
とにかく、尽力をつくしたのに命を落とすような決断をさせた行政の在り方にも問題がありますね。
ありがとう!でも責任を感じないで欲しい。出来るだけはやったのだから。
自然には勝てない。過去の教訓、そして今回の動向を後世に伝え一人でも多く助かって欲しいと思います。
真実は本当に厳しい。


駐車場バトル

2012-01-29 21:32:07 | 日記・エッセイ・コラム

 一泊の着物展示会「湯けむり紀行」参加から帰宅したら雪。飯坂は真っ白。聞けばずっと振り続けているとか。はあ~。まあねえ。でも秋保温泉は雪なし。行き帰りは楽だっただけにう~む。帰宅したらアパートの駐車場が真っ白で境目がわからずとにかく適当に入れたら、下の住人からクレームが・・・・。いつも線から出ていて停め辛いから注意してくれとのこと。出てる?いつも?

 昨夜はその住人も帰宅していなかったようでスペースは同じ状態で真っ白。

 今日は適当だったのは認めるけど「いつも」という部分が非常に気になった。というのは大抵私の方が後から入れるので線から出ようにも出られないのだ。たとえ線から出ていなくてもスペース的にはぎりぎりなのはどこにでもある話。相手の車はちょっと幅広い1BOXカーで車高も高いのでドア部分が私の車のミラーの位置に来るらしい。そんなのはどうでもよいが、私の方は片方は駐輪場のトタン壁とブロック塀で線ぎりぎりだとドアが開けられない・・・・。しかし頭から入れると隣の車にドアがぶつかりそうで余計に怖いし・・・・。う~む。

 とにかくさっき雪かきして線の位置を再確認。ぎりぎり寄せておきましたけど。これで納得していただかないとこれ以上は無理。切り返せないし、出られない。

 雪国ではそういうこともあるんですね。だから共有部分の雪かきは端部屋の住人の役割になりがち。で、駐車場までの歩くスペースも作る羽目になる。ありがとう運動させてくれて!

 でもねえ。一人で3LDKは広すぎませんか?しかも他府県ナンバーなのはいいけど。勤務時間が不明瞭。

 隣もそうだけど、7:30に起きて行動が始まる。奥さんは出勤する日が週に二日くらいあるのかな?掃除機の音はしないので・・掃除はしないのか?洗濯を干したところも見当たらないので私と同じ部屋干し派なのかしらん。とかいやだわこれじゃあ噂の好きなオバちゃんじゃないの!ダメよ他人の事はどうでもいいの・・・・。しらんぷりしておくのが一番なのにねえ。

 ああ!早く!一戸建てに移りたい!

 でも、一戸建てでも近隣とのバトルは多かれ少なかれあるんだろうなあ。アパートは逃げられるけど一戸建ては永遠に続くと不幸ですよねえ。今はまだ隣が売れてないからいいけど。先に建てた方が勝ち?三方向道路は風水的によくないと言われてますが仕方ないです。

 


これからの補償問題と帰宅への道

2012-01-24 20:51:11 | 日記・エッセイ・コラム

 第二回目の東電賠償金合意書を送付しました。新機購入した家具代や引っ越し代金は認められたのでまあ何とかこれでいいか・・・。大きいですよ~家具ってあちこち足したら結構な額。認められなかったらバトルです!

 今後の賠償はどうなるんだと聞いたら取りあえず国が警戒区域を定めて基準を変えたりしないかぎり、「帰宅まで」の賠償は続けるだろうとのこと。取りあえず二年間というある程度の期間を区切っている市町村が多いので賠償もそのくらいは続くのかしら?

 三回目の一時帰宅である程度持ってこられる物を持ってきたらもう終わり。もう国に買い上げてもらって町には帰らないことになるでしょうね。30年後じゃ猿の惑星状態だわよ。

 仕事もねえ。生かさず殺さずちびちびあるようですから、廃炉まで30年。定年までツレはあと15年。頑張っていただきましょう。その間に資格を取って定年後も仕事が出来るようにがんばらなきゃ!と気合を入れた新年の目標は・・・。まだ教材が届かないので仕方ないなと。

 取りあえず延期になっていた着物の展示会があるのでそれを楽しみにしておきます。