珍しくお兄ちゃんがやきもちを焼いております。浴衣しか持ってないから…今後季節が変わったら着物を着られないじゃないか!と怒っているのです。大島紬のアンサンブルは用意してあります。でも袷なのでもうちょと先です。広幅の反物は夏の麻綿紬なので来年のお祭り(重要無形文化財に参加)用に仕立てるからと友人に原価で譲ってしまったので、仕方無くというか、もう一度反物屋に注文しました。木綿なら単衣に仕立ても3シーズン着ていられるからと説明すると早く届かないかな。縫っている間は僕が家事をするからと大張りきり。
そうですね。姫の着物は増えたのに殿下の着物は少ないですから。でも、襦袢も羽織もあるんですよ。あ!足袋がないな。買わなくちゃ。
こうやって着物は増えていくのですね。面白いなあ。広幅物(40センチ)反物は女性物を作るには難儀なのですが、殿方用なら楽ですね。ついでにグラデーションのかかった縞柄の反物(38センチ)もゲットしておきました。色違いでお揃い。姫の分は内上げを多めに取っておけば後で直せるでしょう。幅も単衣ならすぐに直せるので大丈夫なはず。手縫いだと二重に縫うので結局同じなのです。
最近は手縫いでも三日位で仕上げられるようになりました。縫っている間は人様に見せられる格好じゃありませんが・・・・。胡坐をかいて片方の足で布を踏みつけて押さえて、針を動かします。「おりゃ~!」って感じ^^;一気に行かないと曲がるので手を休めることが出来ません。針目も落ち着いてきたので直さなくても良くなりました。糸を長く使っても途中で依れることもなくなりました。これで袷を縫えるようになれば最高なんですけど。自分用に洗い張りした反物で練習します。
結局うそつき袖も作らずにいるので、仕上げないと冬に楽しめないし。ああ、着道楽は欲が尽きることがありません。