最初は荷物を増やさないようにと家具類は最小限にしていたのですが、やはり教科書や雑誌、本が増えてしまって雑然とした感じになって狭くなってきました。食器棚もないのでカラーボックスに入れているのですがちょっと不便を感じてきました。
仕方なくというか必然というか棚を買うことにしました。スチールラック。これならバラバラにして運べるので引っ越すときも簡単かなと思ったし、長持ちするかもしれないし。
ゴミ箱だけは買わない。段ボールに新聞紙を敷いてゴミ袋をセット。最近は分別が細かくなってきているのでゴミ箱も用意するとその置き場所が必要になる。段ボールならすぐに壊せるし汚くなったら取り替えられる。深層心理は「長くここに居たくない」というだけなんです。
それでも扇風機よりはタワースリムファンにしたり、コタツちゃぶ台よりはダイニングテーブルの方がいいかなとか、こだわっては見ました。勉強机の代わりにもなるし、食卓にもなる。取りあえず4人で利用できるだけのスペースがあればいいわけですからね。和室仕様でゴロゴロされるのが嫌なのです。確かに畳は嫌いではないです。和服で過ごすくらいですから。でもそのあたりでゴロゴロされると邪魔!掃除も出来やしない。
収納は結構考えるのが好きなのですが、アパートで極めるつもりもないのですけど、狭いのでどうしても工夫しないと無理。買い置きなど最小限にしないと置く場所がない。一番困るのは布団。四人分を一間の押入れにしまうと満杯。でも少し空間もあるので、そのうちそこにいろいろしまうことになるでしょうね。
で昨日トイレが壊れました。タンクのフロートを支える支柱が根元から折れて、幸い管理会社がすぐ手配をしてくれて、でも部品を発注してからなのでに2・3日は我慢です。バケツで水を汲んで便器に流します。避難所の生活のようです。お風呂のお湯を残しておいて利用します。洗濯にも使えますね。でもやはり汚く臭くなるので掃除は必須。捨ててもいい雑巾でごしごしします。個人的にトイレ用ブラシとかはあまり好きではないのでアルコール除菌をしながら雑巾でふきあげるのが簡単だし、汚いものでも結局自分たちの排泄物ですから。トイレの神様じゃないですけど、トイレや玄関の掃除は大切ですね。
暇なので家事時間を楽しむという本を読んだのですがどうにも現実的じゃない。野菜をスライサーで切る?パイ生地をフードプロセッサで作るまではいいけれど、おもてなし料理として定番だというパンナコッタはどうなんだろう。夏限定?
要するにどこか「偽装している、無理している」感じが否めない。本当に楽しむというのは日々の家事は当たり前だからあまり気にしていない人の方が多いのではないかしら?趣味は料理と聞くと普段すごいものを食べているのかと思いきやデパ地下の常連だったりする。
快適な生活をするためにはいかに「時間を有効に使うか」と「手早く家事をこなせるか」だと思うんですよ。そうすると読書の時間も友人とのお茶会も子供と馬鹿話をする時間も生まれる。昔のような台所は隠れ家ですから未だに姑は台所は見られたくないといいます。でも一番無駄だと思うのは食洗機。そんなに時間かかるのかしら?食器洗いの時間を家族に使うってその考えには賛成ですが、食器を洗う時間は何分でしょうね?同じようにスローフードだったら暇をみて仕込めるのでそんなに手間ではない。
まあ価値観の問題でしょうね。何を大切にするのかが人によって違うから。我が家はある程度優雅に見えるらしい。10時と15時はお茶の時間。朝食・昼食・夕食の時間は決まっているから準備も簡単、片付けも簡単。テレビのニュースの時間に合わせてさくさく済ませる。もっとも自宅仕事だからかもしれません。外に働きに行く女性も子育て中のママたちももう少し手を抜いて、手をかけてあげればもっと余裕が出来ると思うんですよ。上手にネット通販を利用するとか、配送料が心配ならコンビニ受取とかもあるし。宅配も時間指定が出来る時代ですからね。旨く付き合えば全国の食材を手に入れられる。
こだわればきりがありませんけど、何を「快適な生活」の定義にするかといえば自分が楽かだと思う。そして家族が喜んでくれること・・・かな。
食べるお菓子のメーカーも決まっている。アイスも某メーカーしか食べない自分としてはそれに見合う買い物をしてきてくれる息子に感謝です。
宅配のパン屋さん。卵屋さん。ありがたいです。以前は宅配食材を利用していたんです。ちょっと高めでも物によっては底値で買えたりするし、忙しい自分にとってはお金より時間。買い物を忘れて困るより、高くても確実に届けてもらえる方がいい。それから重いもの。これは女性にとって重要。箱買いのドリンク類や猫砂。かさばるトイレットペーパーとかサラダ油の箱買い。醤油もそうです。定期的に届くものも便利。買い忘れが無い方がありがたい。
手作り派ですからなんでも作れるので苦労はないのですが、料理や家事が苦手な女性にとっては重要な事ですね。まず楽しみましょうよ。
今は避難生活なのでいかにお金を使わずに豊かに暮らすかがテーマです。意外といけてると思うのは業務用スーパーとホームセンター。上手に利用すればかなりリーズナブル。勿論産地や安全性は重要です。
餃子の皮やパン、菓子類をレシピを見ないで作れるので、親に感謝ですね。
問題は部屋をちらかす三人組。とにかく整理整頓がダメ。いつも探し物をしているし、いつの日かやるからといつもそのまま。
快適生活のために母は鬼になって指導してます。でも気難しいツレじゃないのである程度助かってます。子どもと一緒に怒られてあわてて片付ける姿は笑えます。
避難生活を少しでも豊かに過ごす。工夫はこれからも続きます。