趣味の一つにボウリングがありまして(もっともこのブログ元はボウリングですが)、先日の大会でいつも出会う同じ名字のおばさんがいましてね、この人とは結構気が合うので「お母さん」と呼ばせていただいています。ボウリングの試合の結果待ちの時間帯に何故か着物談義になりました。きっかけは「姫おおきくなったねえ~」という話から先日の振袖の写メを見せて、着物好きであることを告白したら、実家が商売をされていて着物には深い縁があるとか。今の季節は結城紬がいいよね~の話になり、姫が小紋を蹴って結城紬を選んだ話をしたり、毎日着物で過ごしている話をしたりして盛り上がってしまいました。「お母さん」のお嬢さんたちは身丈も裄も合わないし、生活のスタイルが全然違うので着物から遠ざかってしまっていてちょっとさみしいのよと話されていました。確かに日常では着物生活の方はまだまだ少数派ですからね。
ちょうどこの日に近隣の町で「民謡発表会」があるらしく、途中で寄ったコンビニはおばさんとおじさんでいっぱい。髪型がそれっぽいし、プログラムの話など小耳に挟んだらそのようです。大会も終わり帰りに寄ったファミレスでも着物姿のおばさんたちが大騒ぎ。白塗り日本舞踊の舞台化粧がうなじに残っていて「芸者みたいね・・・」と。髪を大きく結い上げるので大変だよねの話をしたら、先日の振袖の支度の時に髪をほどいたらかなりのピンの数とスプレーで固められたのでシャンプーをするのが大変だったと姫の感想。そうなのよ、女って大変よね~とお風呂でまたまた着物談義。
日帰り温泉施設でも着物を着ていたら「あらまあ小さいのに上手ね」と褒められて姫は得意そうです。姫も私も温泉好きなので着物のまま行きますから、着物を着て帰るわけです。狭い脱衣所のところもあるし、パウダールームがあったり、小上がりがあってちょっと休めるスペースで水分補給をしながら着替えていたりすると、小学生で自分が着つけているのをみて驚かれる人が大勢います。「私は帯が結べなくてね~」とどなたもいいますね。「もってないし」とか、嘆く方もいます。「着て歩く機会もないしね~」と。やはり「着物」は特別なものになってしまったのでしょうか?
自分の所有本を売りに出した際、着物関係が売れるとうれしいですね。またひとり着物に興味を持って貰えたのだと、なんだか仲間意識が出来てきます。
ナイトガウンにも着物が増えていますが、どうにも「エロチック」なのですが個室なので楽しんでいます。就寝前に浴衣の上にナイトガウン。結構いい感じですよ。チャイナガウンもあります。全部シルクなので夏場はいいです。冬も暖かいしヘビロテになってますね。でも必ず姫にとられるので、二枚必要です。隠していても就寝前のご挨拶に部屋に来て、「キラ~ン!」と目が輝いて「頂戴!」が始まります。最近はあきらめて最初から買う時に「いるかいらないか」を聞くようにしています。ルームシューズは私が作ってあげました。最近手編み草履が流行っているので、冬休みの工作にもいいかもしれません。
趣味のボウリングで着物談義。濃厚な時間でした。満足満足!