実は私「鬱病」です。心療内科に通って抗うつ剤や睡眠薬など処方してもらっています。長男が発達障害(アスペルガー症候群)があるし、ツレもそれっぽい(アスペルガーとLD)ので三人で同じ医者に診て貰っています。知能やIQには全く問題ないので、それだけが唯一救いです。理屈っぽいとかこだわりがあるとか理数系が得意とかだけで、人間関係をうまく築けないというのが長男の悩み。でも親友はいます。小学校から良く付き合ってくれていて、障害の事も理解してくれています。ツレも友人は少なく、似たような性格です。エンジニアなので黙々と機械と向き合う職業ですから合っているようです。今のところ職場での大きな問題はありません。
自分の仕事の事や親のこと子供の事や自分の幼少期のジレンマ・トラウマが重なって一気に鬱になりました。日常生活には影響は少ないので助かっています。家族が理解してくれているのが何より助かります。経済的にも何とかなるので料理をしたくない日には「外食!」と叫んでも問題はありません。何より自宅で独り事務所なので楽です。真夜中にPCで作業をしていてもかまわないのですから、体調と相談しながら仕事しています。上司も理解をしてくれていて、「今日は駄目です~」というと「あそう」で終わりです。「でも書類はFAXしておいてね」で済みます。良い会社で良かった。「ボウリングばっかりしてないで、仕事もしてね」って言われてます。その上司は現在インフルエンザにかかって入院中。高齢で独り暮らしなので、病院に隔離されています。見舞いには来るなと言うので行っていません。長男も風邪気味で学校を早退してきました。Aちゃんだけが元気です。ゲームを占領できるので、大満足らしいです。暢気ですね。
で・・・・・・鬱って気分のロー・ハイが激しい時期がありまして、今まさにどっぷり沈んでいる状態です。書いている間も沈んでます。中島みゆきの曲が合う感じです。くら~~~~いの。
昨日もリーグの日だったのですが、夕食を作るので精いっぱいで「行きたくない」とうだうだしていたら長男が「そういう時こそストレス解消のために行った方がいいよ」と言うのです。気持ち良くピンを倒せば鬱憤も晴れるんじゃない?というアドバイス。なるほど。彼は「嫌いなやつの顔を思い出してぶつけるんだ!」と言っていますが、彼の嫌いなという自分物はゲーム上のバーチャルなやつです。私の場合も自分で作っている「鬱病の世界感」なのでちょっと似ているのかもしれません。
とにかく重い腰を上げて黙り込んだまま車に乗り込みます。ツレは取り留めのない話をして「気にしてないよ」という感じです。
ボウリング場につくと「いつもの元気な」私を演出しなければいけません。別に泣いていても怒っていてもいいのでしょうけど、パブリックな処ではなるべくなら穏便に静かにしていたいですものね。でも私のイメージとして「元気」「明るい」「前向きな」という物が定着しているらしく、ちょっとでも静かだと「具合が悪いの?」と聞かれます。そんな時は「眠いだけ~」とか「お腹すいたの~」とか言ってごまかします。でも皆気にしてくれているんだなと思えるだけ幸せです。たとえスアコが悪くてもボウリングが出来たことは、良いことだと思いたいです。
Aちゃんは泣いている私の頭をなでて「大丈夫、大丈夫」と言ってくれています。お兄ちゃんは「俺のせい?」と変な風に取り違えるので、そこでまたバトル勃発。「だ~か~ら~!違うって!」と怒鳴りまくると疲れるので、仕事がひと段落したら、趣味の世界へ行きます。
ボウリングが趣味じゃなくて生きがいであって、生きていく理由にもなれば、いいかな・・・・・・。
鬱って面倒。治したい治らない。眠りたい眠れない。
暗く沈みこんでいる母です。週末は子供たちも参加する記念大会があるので、ちょっとは気分が変わるかな。と期待します。
なるようにしかならない。そんなもんですよね。