話題になってますね。日テレ新ドラマ「MOTHER」はすごい。なんだか怖いくらいにピュアな笑顔に隠された子供の虐待の事実と母性を得る冷たい教師。改めて親子というものを考えました。一晩考えて翌朝の朝食メニューはちょと豪華になりましたよ^^;
私は娘と着物を楽しんでいますが、どなたも「うらやましい」とおっしゃいますね。大抵の方は「娘はもう着ない」「孫に着せたいけれど(嫁がねぇ・・・)」呉服屋の展示会でも着物を着てくるのは踊りの先生か茶道の講師くらい。毎日「好きだから」という理由で着て歩くのはまれなようです。娘も着物が大好きで着付けも一人で出来るのですよと云うとこれまたみなさん驚く。仲がいいのねえと。う~ん。考えてみればそうかも。私と母親、つまり娘の祖母とは考えられない感情です。でもこれだけの宝石や着物を残していったところをみると、それなりに「愛」はあったようです。
そういえば娘を自分の子供だと思ったことはないのです。本当におなかを痛めて産んだのですが、子供というよりも一個の人間として扱っているからかな。責任は重いと感じているので甘やかしはしませんね。普通の親子より冷たいと映ることもあるくらいですからね。
相性がいいのかしら?意思の疎通がうまくいかないとかはないです。子供は嫌いですがわが子は別ということでもない。友達親子というのかな?でもなあなあでもない。不思議。きっと娘の方が大人なんだと思います。よくツレの通訳をしています。猫の通訳もしてますが^^;
虐待はなぜ起こるの?確かにかわいくない子供もいます。上手にそういうところを突いてくるかわいくない。物を盗む。嘘をつく。成績が悪い。容姿がよろしくない。変にべたべたしてくる。など。
見たくない部分は見ないようにする。MOTHER流に考えると「好きなことを考える」といいというあれです。子供から離れて一人になり母親じゃなく一人の人間になれる空間と時間があれば煮詰まらないで済むと思うのです。だから幼稚園に入るあたりが親子のリセットが出来る良いタイミングでしょうね。それまではまだ「動物」ですから。怒っても怒鳴っても無駄です。奉仕の心だけですね。しもべのように尽くすのみ。でもいいこともありますよね。しずか~に眠ってくれたときです。一息ついてコーヒーを飲む。まったり。うれしい瞬間です。
先日も「親子三代着物」を紹介したら帯作家の先生がのってしまって。他のお客様に自らアピールし始めるしまつ。「着物はきてこそ着物」親子で着る着物。親子のつながり。う~ん。
お兄ちゃんもかわいいけどやっぱり娘は違う。かわいいわ。着せかえして遊んでます。