久しぶりの我が家です。まるで鋳薔薇の城。眠りの森の美女がいる感じ。というか主要道から一本道をそれると雑草に阻まれて進めない!なんじゃこりゃ!って叫んじゃいました。道路そのものも手入れをしていないから、余震のたびにひび割れが進んだのでしょう。高架橋も危ない感じ。家の塀は完全に隣の水路に落ちていました。
で、時が止まったような室内。泥棒が入ったあとってこんな感じかなあって思います。あわただしく荷物をまとめて引き揚げます。もうほとんどの物は持ち帰ったので今回は点検というか確認というかとりあえず来てみました的な一時帰宅です。
どうしようもないなあこれ。除染してインフラの整備が終わったら帰る?それよりもこれどうやって片付けようか・・・・。家電は使えないだろうから捨てるとして・・・。またお金かかるよねえ?
五年後に財物賠償がされるってあるけど・・・・。それで家の修復ができるのかしら?
幸いにも目立った損傷はないので助かっていますが、知人宅は屋根瓦が落ちて雨漏りして土台まで腐っているとか。もう建て直すしかないって言ってます。
ここ最近、二年目を迎えるということで、報道もされるようになり、あの日を忘れないってありますが・・・。忘れないっていうか。忘れらないっていうか。忘れたいっていうか。
つまりは今の避難先の家を処分して帰る。
かなあ。。。。。う~ん。どうしましょう。
子供の学校が終わったならばどこでも同じだしなあ。
まあ、その時になったらどうするのかもう一回家族会議かも。
ともかくは、何にも決まらない行政に対してちょっと不信感。ですね。