あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

正体みたり

2010-12-09 18:15:00 | 私見・雑感

今年は暖冬か!?・・・なんてのんびり構えていたら
昨晩からガツンと一気に本格的な寒さがやってきました。

戸外で冷たい強風にあたると自然に涙がポロポロ・・・。
悲しいワケぢゃないのにねぇ。

寒さに思わず身を屈めて下を向いて歩きがちになるところですが
負けないよう意識してグッと背筋を伸ばして歩いています。


晴れた日の真っ青な空、白い雲、赤や黄色の葉がだんだん残り少なくなってきた木々。
毎朝、家から駅までの10分足らずの通勤路では特に
上を向いて歩きながら、風景の移り変わりを観察してます。

で。今朝は、あひょ的にはかなりウレシイ発見がありました。
ずいぶん前から正体を知りたかった野鳥の姿を
とうとう発見することができたのです。

雀やムクドリとは全く違う、よく響き渡る高い声でピョロピョロ長くさえずる鳥がいて
でも、いつもずいぶん高いところから聞こえてくるので
まさに“声はすれども・・・”の存在。
その鳴き声を聞く度ずいぶんキョロキョロと辺りを見渡していたのですが
全くどこにいるか不明で、一体どんな鳥なのかずっと気になっていたのです。


今日、珍しくずいぶん近くでその声がして、ふっと見上げると
すぐ目の前の民家の庇の上に、そいつはちょこんと止まっていました。

で・・・でかい。
めじろみたいにちっこくて可愛くてすばしこいヤツを勝手に想像していたのですが
ハトより少し小さいくらいのデカさ。
胸の茶色っぽいオレンジ色が綺麗でしたが、頭はグレーで地味。

こいつでした。
「アカハラ」。
Akahara

まあ言ってみればどーでもよいことではあるのですが
なんだかまたひとつ胸のつかえがすっとほどけたような
得した気持ちの朝でした。

コメント
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