あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

緑の薬箱

2010-12-22 08:00:00 | ハーブ・アロマ
『緑の薬箱』ってご存知ですか?

市販されている一般の医薬品(化学的に合成されたもの)を「白い薬」と呼ぶのに対し
「緑の薬」はメディカルハーブのことを指すのですが
その「緑の薬」のみを使った家庭用の救急箱のことです。

メディカルハーブを使って自分で作ったり
必要な精油やバッチフラワーレメディを購入したりして
自分(あるいは家族)のためにカスタマイズして揃えてゆくことになります。


で。
実はハーバルセラピスト講習の課題でもあるのですが
只今あひょ家の「緑の薬箱」を少しずつ作成中、です。

その第一弾。
ハーブチンキと、ハーブ浸出油(インフューズドオイル)を熟成中です。
チンキは「エキナセア」(写真左)、浸出油は「セントジョーンズワート」と「カレンデュラ」を使っています(写真右)。
2010_12180002
日当たりの良い暖かなリビングでじわじわ抽出中


ちなみに
チンキとは、ハーブの成分をアルコールで抽出したもの。
(これはウォッカを使ってます)
内服も外用もOK、様々な用途に活用できるすぐれモノ。

そして浸出油は、ハーブの脂溶性の成分を抽出したオイル。
(今回はアーモンド油を使用)
マッサージに利用したり、クリームや軟膏を作る基材にもなります。


課題としての「緑の薬箱」は、3月までに完成させればよいので
これから徐々に(おサイフと相談しながら)揃えてゆきますが
現時点で考えているのはこんな感じです。

*チンキ
 @エキナセア(風邪のひき始めに)
 @ジャーマンカモミール(胃腸の不調や冷え性、化粧水で美肌にも)
 @タイム&セージ(うがいや口内炎、喉の痛みなどに)
 @ローズマリー(肩こりとか化粧水とかルームスプレーとか)

*軟膏
浸出油とミツロウを使って作った軟膏。
(熟成中の浸出油を使って後日製作予定。ご報告します!)
小さな切り傷、軽い火傷、虫さされなどに。

*精油
 @ペパーミント
 @ラベンダー
 @ティートリー
 @レモン
 @ユーカリプタス
 @ゼラニウム
 @イランイラン

*バッチフラワーレメディ
 @レスキュー
 @レスキューナイト

*ハーブティー(リーフ)
 @ジャーマンカモミール
 @ネトル
 @エルダーフラワー
 @ペパーミント
 @ハイビスカス
 @ローズヒップ


わお。これだけ揃ったら、完璧じゃん!?

この緑の薬箱は、保存期間が3ヶ月~1年と短いのが残念なところ。
(バッチフラワーレメディは2年くらいかな?)
でもまぁ、防腐剤も何も使わない天然のものだから当たり前なのですが。
時期が来たら忘れずに新しいものと入れ替えなくちゃだね。


ところで。ハーブを利用するときの、大切なお約束。

ハーブは医薬品ではありません。
体調が思わしくないときは、まず専門医の診察を受けましょう。

体質や身体の状態(妊娠中、授乳中、病気治療中など)、年齢(乳幼児や高齢者など)によって禁忌があります。
そのような事情のある方の利用にあたっては、医師や薬剤師、専門家に相談しましょう。


というわけで。
今後ちょくちょくハーブを使って実際にチンキやら軟膏やらを作ってゆきます。
随時ブログでご紹介して参りますので
ご興味がおありの方はお楽しみに。ではまた

コメント (4)
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