姑獲鳥の夏

　暑！
　耐えられません、もう。
　てなわけで涼しいところへ避難。のはずが、いや涼しかったんだけど、道路は恐らく似たような考えの人達で大混雑。

　ま、なんとか間に合い、予告編見て気になっていた、「姑獲鳥の夏」を見てきました。
　カメラワークというか、画はですねえ、全くもって実相寺でしたよ。光の使い方とかねえ。雰囲気は昭和のノスタルジーですねえ。懐かしい画だ。
　京極氏の原作は未読なので何とも言えませんが、お話はよくまとまっていたと思う。こう、じっくり見る映画としてはよいのではないかと。せっかちな人にはまどろっこしいかも知れませんけどね。たまにはゆるゆるするのもよろしかろうと。

　ＴＶでは今、金田一さんやってますしね。なんですか、また昭和の探偵ブームですか？　デカも役名は各国の探偵にあやかっていたしなあ。

　そういや、チケット買うのに並んでいたら、後ろにいた高校生くらいの少年達が、「宇宙戦争イマイチだってよ」「なんで」「最後が」という会話をしていました。そういや宮本少年もそんな事言っていたなあ。みんな、原作を読みなさい。そもそもどんな最後なら満足なのか。何かを期待しているのなら、おウチでＩＤ４でも見てなさい？