庵治んこ染は、
香川で採れる庵治石の粉を混ぜた顔料を使用して染める新しい染色技法。
私は、この技法を使って、柿渋バックを制作している。
帆布に型を置き、庵治石の粉を混ぜた顔料を刷毛で色差しをする。
使用する型は、自分でデザインして、ハサミで切ったもの。
結構、細かい。
ドライアイロンを掛け、顔料を固着させてから水洗いをする。
この時、庵治石の粉が水で流される。
乾燥後、柿渋糊を塗布、柿渋固着剤で固着させる。
光沢バインダーを塗布すると、光沢と防水効果が出る。
出来上がった布は、カバンを製図して、裁断、縫製をする。
カバン本体が出来上がった。
持ち手も、私が彫って手作りしたもの。
ドリルで穴を開けた持ち手の穴に針を刺し、刺繍糸でカバン本体と縫い付けて行く。
この作業、結構大変だった。
出来上がり
他にも3点出来た。
今年の展示会に出展する。
11月15日~24日
染色すなご会40周年記念展~佐竹藍月と素敵な会員たち~
が高松市石の民俗資料館で開催される。
期間中 チャリティバザーや、和紙染体験が無料で出来るので、
是非お越しください。