きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

ちょっと そこ!!

2013-09-11 14:00:13 | 田舎日記

9月に入ってからの長雨と、台風15号、17号の接近によるゲリラ豪雨は、
JA夢市場の様子を大きく変えてしまっていた。
市場内の商品の陳列台は、品物が置かれていない台が目立つ。
何も無い台には、災害によって品物が販売できないお詫びの紙が貼られている。
地元の農産物だけを扱う農協では、地元に災害が有れば、一斉に品物が販売でき無くなってしまう。
結局、買いたいものが買えず、帰って来た。

そんな時、Mちゃんが「ちょっとそこまで、買い物に行こう」と誘いに来てくれたので、
父に「ちょっと買い物に行って来る」と、声を掛け、Mちゃんの車に同乗した。
「今日は、鮮魚の美味しい所に行くで!」
そう言われて行った先は、隣の県、香川のさぬき市だった。
家から40Kも有り、車で1時間はかかった。
田舎の“ちょっと”は40K先か!?

 

着いた所は 新鮮市場 きむら長尾店
スゴイ大きなスーパー??
店の周りには、販売されている商品が、箱ごと山積みされていて、卸市場のように見える。
店内も品物が豊富に揃っていて、新鮮できれいで安い。
魚がおいしいと聞いていたので、早速、魚のショーケースの中で美味しそうなさんまを見つけ、
カゴに入れたら、
「ここに来たら、生さんまを買った方が良い」と、Mちゃんに連れて行かれたのは、入り口の横の鮮魚コーナー。
コンクリートの床に、色んな魚が箱に入って、並べられている。
スーパーの切り身しか買わない私は、ちょっと戸惑うが、魚を捌いてくれる人もいて、頼めば無料でしてくれるようだ。
生のさんまは、氷水の容器の中に入れられていて、値段も解凍のさんまより、2倍以上高い。
生さんまと、子持ちカレイを買った。
なると金時を箱ごと買ったが、市価の半額で買えた。
トマトやレタスも安い、栗も買った、どんどんかごが重くなる。
家を出たのが2時だったので買えなかったが、午前中に来れば美味しいお弁当が買えると言う。
Mちゃんは、よく午前中に来て、お弁当を買って帰ったり、
お刺身が食べたいと思えば、車を走らせ、ここまで買いに来ると言う。
なんて、贅沢な!
それは、お金だけの事ではない。
食べたいものを求めて、労力も時間もたっぷり使う。それは、とても贅沢な生き方だ!と羨ましい。
歩いて10分以内で生活が出来てしまう都会は、便利だが、なにか損をしているようにも思えてくる。

それにしても、田舎の“ちょっとそこ”は、恐ろしい!
それは、40K先でも有るのだから・・・・。










コメント
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