この blog では、今までNGだと思ったお店は紹介しませんでした。それでも、今回のこのお店だけは「ちょっと許せん!」という気持ちが強かったので、店名を隠してご紹介します。
べっぷ屋台村からホテルへの帰り道、すこし回り道してみました。大分入りして三日目になるのに、だんご汁が食えていないというのが引っかかっていたので、路地裏にだんご汁を食わせてくれる店でもありはせんかなあ、とちょっと思っていたわけです。
そうすると、ホテルのすぐ近くに開いているお店が。
カンバンには「郷土料理 だんご汁 関サバ・関アジ ……」だなんて書いてあります。焼肉なんかもやっているお店のようで、基本ガッツリ飲んで食って……というお店のようでしたが、
「ま、だんご汁だけでもええやろ」
と軽い気持ちでお店に入りました。
店内は雑然とした雰囲気。テーブル席はけっこう埋まっていたし、だんご汁だけ食って帰るつもりだったので、辛うじて二人分空いていたカウンター席につきました。
いや、正直、席についた時点で「しまった……」と軽く後悔していたんですよ。だって、カウンター席は本来もう一人分スペースがあるのに、そこが明らかに店員の私物とおぼしきモノで占拠されていましたからね。
んで、席について厨房の様子をみていると、どうも某国人が経営する店のようなんですよ。いや、別にそれはそれで構わないんですけど、だったら「郷土料理」を提供するってのは明らかにおかしいってもんでしょう?
イヤーな予感がしながらもメニューを見ると、明らかに焼肉屋のメニュー。しかも、このご時世に平気で「ユッケ」とか「生レバー」とか載せてるし……。
さらに、たどたどしい日本語で「突き出しどうぞ~」……。
それが全然ウマそうじゃない……。
「コレ、たぶん有料やで」と私。
「え~、それはないんちゃうん」と嫁さん。
非常にイヤ~な雰囲気……。
嫁さんが気を取り直して、店の主人とおぼしきオッサンに「あの~、表にだんご汁って書いてあったんですけど、できますか?」と尋ねると、オッサン、何か不機嫌そうな顔&口調で「できますよ」と……。
「じゃ、だんご汁2つで……」と嫁さん。
そうして、だいぶ待たされて出てきたのがコレ。
「だんご汁(¥600)」。
まあ、見た目は普通なんですけどね……。
里芋やら、ニンジンを食べてみてビックリ。
水くさい!
ダシの味がせん!
まるで、業務スーパーとかで売っている真空パックの「豚汁の具」を味付けせずに食っているような、そんな感じなんです。
「汁」をすすってみてまたビックリ!
ホンマにダシ取ってんのか!?
ミソ、薄すぎやろ!?
さらにヒドいのが……。
この「だんご」。
箸でつまんだだけで千切れるほどのグニャグニャぶり。しかも、しみこんだ汁に味がないもんだから味もヒドい!
もはや金取って食わせるレヴェルにあらず!
食い物を粗末にするのはイヤなのでガマンしてだいぶ食いましたが、たいていのものは黙って完食するこの私でさえ半分食うのがやっと。嫁さんなんて8割ほど残していたんじゃないかしら。
そしてお勘定。私の危惧したとおり、勘定は(¥600+¥200)×2=¥1,600……orz < プーーー
いっさいハシをつけなかった「突き出し」とやらの分もチャッカリ請求されました。まあ、当たり前なんですが。
まあ、店を出てからもう一度店の構えを確認したら明らかに焼肉屋なんですから、そんなところに「だんご汁」を食いに行った私らがバカなのかも知れませんが、
だったら、もっと「いかにも」な屋号にしろよ!
と思います。
まるで普通の地元民経営の居酒屋みたいな屋号を掲げておいて、
「郷土」が大分どころか日本ですらない
某国人が大分の郷土料理をカンバンに掲げるなんてヒドすぎると思いました。焼肉屋に徹してくれていたら、少なくともこのときは立ち寄ることなどなかったのに……。
※ けっこうひっきりなしに客が来ていたので、焼肉店としては優秀なお店なんだと思います。
ホテルの部屋に帰った後、からあげで口直しができたからよかったようなものの、「もり山からあげ」がなかったら最低な年越しになるところでした。
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