大分旅行篇も、年末分のうpが終わったので、しばらく西明石周辺で去年の年末に食ったものの紹介を挟みます。時間が大幅に前後するのはご容赦下さいませ。
めちゃくちゃひっさしぶりの「トーマ・トーマ」さん。よく考えたら8箇月ぶりぐらいです。
アリャリャ? コース・メニューが地味なものに改訂されているよ。
前の「バルセロナ・コース」とか、「スペイン・コース」とか言った名前の方がシロートには雰囲気があって良かったのに。あと、全体的にちょっと高くなっているような……? Bコースにデザート・コーヒーセットをつけると二人で¥7,000か。むむむ……。
んでもまあ、初めからコースにする予定だったので、高らかに「Bコース、デザート・コーヒーセットつき」を注文しました。
単品メニューも手書きのものから活字のものに変わっていました。単品はお手ごろ価格のものが並んでいますね。
鉄板焼きのことを「プランチャ」というようです。プロレスの「プランチャ・スイシーダ」と何か関係あるんでしょうか? 鉄板焼きのネタ(魚とか)が鉄板の上に自殺(スイシーダ)のように飛び込んで行く様を表した言葉なのかな???
ふとカウンター上に目をやると、
ゲゲッ、何じゃこらーーー!?
……と思っていたら、奥さんが小さなナイフで腿のあたりをそぎ切りにして……、
こんな風にして出てきました。そう、生ハムだったのです。
やや塩分が強めでしたが、保存食なのでそれは当たり前。否、むしろホンモノの証拠でしょう。歯応えといい、香りといい、そんじょそこらの生ハムとはモノが違う、という感じでした。奥さんが常連とおぼしき他のお客さんと話しているのを聞くと、これがイベリコ豚の生ハムだったら、目ン玉飛び出るほどの値段を取らないと採算がとれないとか。
イベリコ豚に偽装するために爪をマジックで黒く塗ってイベリコ豚と偽装する悪徳店もあるらしい……。おお怖!
ちなみに、後からスペイン事情に詳しい職場の人から聞いたんですが、生ハムは指でつまんで人肌に温めてから食うと、ほどよく脂が溶けて食感が大幅に向上するらしい。
へぇ~~~! 今度やってみよう。
お次は、おなじみタパスの盛り合わせ。
料理の名前は知りませんが、一つ一つが非常にウマい。右手前は豚の舌でしょうか? むっちりした食感で美味しうございましたよ。
アンチョビのマリネも酢の加減がよくて美味しい。
今回はにんにくのピクルスはなしでした。
ここらで一息、のサラダと
スープ。
チャウダースープは見た目以上に具だくさん。
お次は魚料理。
タチウオを揚げたやつに、きのこたっぷりのホワイトソースがかかっています。
香りの良いタチウオの白身に、上品な味のホワイトソースが絶妙に絡みます。
ホワイトソースをパンに塗って食うのもヨロシ!
そしてお次はコレ!
鶏肉のトマトソース煮みたいなやつに、揚げ卵みたいなやつがデデーンと乗っかっております。
「上の卵をつぶして、黄身を絡めて召し上がって下さい」とのこと。
なるほど、黄身は生のままですね。
意外にまろやかなトマトソースに黄身を絡めると、さらにまろやかに。柔らか鶏肉との相性もなかなかのもの。いや、これまた美味しうございました。
アレ……、待てよ……?
メニューには「魚料理 or 肉料理」って書いてあるのに、どちらとも訊かれなかったけど肉も魚も両方出てきたぞ……???
ま、まさか、「 and 」と「 or 」を間違えたのか?
だとしたらすんげー重大なんですけど!
そ、それとも、Aコースと間違えられたんだろうか???
それはそれですんげー重大なんですけど!
……などと思っていると、
無事にパエリヤが出てきました。……っていうか、パエリアは最初に海・山・イカスミのどれにするか訊かれたな。
ってことはやっぱり「 and 」と「 or 」を間違えたのか?
そんなことあり得るのか???
ギョッとするようなヴィジュアルですが、やっぱりイカスミって独特の風味があってウマい!
いろんな具材と一緒に炊きあげられているので、非常に複雑な旨味があって美味しいんです。海も山もウマかったので、これから毎回どれにしようか迷ってしまいそう!
最後のパエリヤまで、かなりのヴォリウムだと思うんですけど、毎度のことながらペロリと平らげてしまいました。
〆のデザート。しっとりしたチョコレート・ケーキでした。
【過去記事6】
【過去記事5】
【過去記事4】
【過去記事3】
【過去記事2】(スペイン・コース)
【過去記事】(日替ランチ)
←ポチッとな!
【地図はコチラ】……ていうか、ダイエー(グルメシティ)の南隣ですよ。