せっかく敦賀で一泊するんだから、何か美味しいもんでも食いたいよなあ……、とは思っておりましたが、何の下調べもせずにやって来た私たち。相変わらずの「行き当たりばっ旅」ぶりを発揮しております。
何の気なしにマンテンホテルのロビーのところで見つけたのがコチラ。
「地魚料理」ってのがイイねぇ~~~!
他にアテもないし、決定!
……というわけで、駅前の商店街をぷらぷら。
都市の規模を無視しているかのような、不釣り合いに立派なアーケード街。これも原発マネーなのか……。歯抜けのように更地になっていたり、シャッターが閉ざされていたりする(土曜の夕方なのに!)ので、かえって痛々しい……。
ほんのしばらく歩くと、あっさり発見。
おおっ! 「おこぜ唐揚げ」とな!?
早速突入!
こちらのお店は「ふぐ飯」というのがウリらしく、メニューの筆頭には「ふぐ飯定食」とあります。
定食のほかに、一品ものもあります。
魚料理中心でありながら、なぜか「和牛」……。いったいどういう脈絡が……???
「へしこ茶漬け」というのが福井ならではのメニューでしょうか。
とりあえず、私が「刺身定食」、嫁さんが「ふぐ飯定食」を頼むことにしました。入口のホワイト・ボードに書いてあった「おこぜ唐揚げ」も注文しようとしたのですが、何と品切れ。
「甘鯛の唐揚げならできるんだけど」というおかみさん。
値段が分からないのでビビりましたが、「えぇ~い、いてまえ!」ということで注文!
「刺身定食(¥1,200)」。
見た目はごくごくオーソドックスな刺身定食。
みそ汁の湯気で曇っとる……。
煮物は薄味で好印象。しみじみ美味しい……。
これまたみそ汁の湯気で……。
マグロにブリ、もう一つは何でしょう? むっちりしていて非常に食感の良い刺身でした。
ブリの歯応え、脂の旨味が素晴らしすぎました! 美味しい~~~!
漬け物もウマい!
そして、期待の一品……。
「ふぐ飯定食(¥1,300)」。
おおおおおおお!
すんげえウマそう!
何でも、この「ふぐ飯」というやつは、
>>駅前商店街にある食事処 建(たけし)は、敦賀観光ホテルで25年料理長をつとめた
>>ご主人が、2009年3月にオープンした和食店。看板のふぐ飯は、ご主人が観光ホテル
>>時代に、試行錯誤のうえ、敦賀商工会議所主催の「一店逸品」のメニューとして完成さ
>>せた品。赤米を混ぜ込んだすし飯の上に、甘く味付けたふぐのそぼろと湯通ししたふぐ
>>の身、ポン酢につけたふぐ皮を乗せたもので、さっぱりとして食べやすい。もちろんふぐ
>>は敦賀ふぐ。 【引用元】
というものなのだそうです。
ここのご主人、スゴい人だったんですねえ……。
全然気取った感じの店ではなく、ざっくばらんな町中の居酒屋っぽい感じの店なのに。
それはそうと、コチラがその「ふぐ飯」のアップ。ウマそうでしょ~~~?
このプリップリのふぐの身!
湯引きにしてポン酢に漬け込んだ皮。ホントに手の込んだ逸品。これがみそ汁漬け物小鉢付きで¥1,300ですよ?
ほんのりポン酢が効いた皮。独特の歯応えで美味しい!
もちろん、身のおいしさは言わずもがな!
まさに、「幸せの一杯」です!
ゴハンは古代米入りの酢飯。ちょっとひとひねり加えてあるあたりも素晴らしい!
「甘鯛の唐揚げ(¥1,200)」。
値段が分からぬまま注文してドキドキしていましたが、後で計算すると「おこぜの唐揚げ」と同じ値段でした。
ほんのり甘味のある白身。たまらんウマさ。
身をほじくった後は、ヒレの部分をせんべいのようにバリバリと……。いや、コレもウマいよ!
次は、私も「ふぐ飯」を食おうと思いました。
もちろん、刺身や唐揚げもウマかったので、お任せで頼んでみようかな。
次に敦賀へ行ったときも、晩メシは迷わず「建〔TAKESI〕」にしようっと。
なぜか、トイレの案内が異様にキュートwww
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