高岡から再び富山へ戻った私達は、今度はライトレールに乗って富山競輪場へ。
そう。KEIRINグランプリ2013の場外発売へ行くのです。
去年、一昨年、一昨々年と、3年連続で別府競輪場にお布施を納め、その前の年は立川くんだりまで出かけて恵まれない競輪界に豪快に寄附したんだっけ……。
そして今回。
日刊スポーツ紙上での山口幸二大先生の予想にビビッと来たワタクシ、よゐこの濱口……じゃなくって、村上義弘を軸に浅井・山崎・成田・岡田へと流したんですよ。
そしたらアンタ、4コーナー回って捲った村上、深谷の番手から出た浅井、山崎の番手からインを付いて追い込んでくる成田の三者が抜け出しとるわけですよ。
もうどう転んでも車券が的中する状態w
さぶイボ出ましたわ。
車券の種類が「二車複」ってところには突っ込まないでくれ!
このときは手持ちのお金がなかったので弱気になっていたんだ!www
まあ、そんなわけで、金欠状態から華麗に脱出w 助かりました。
払戻金を受け取ったら、小汚い競輪場になんて用はないので、そそくさとライトレールに乗り込んでホテルへ帰ります。
臨時収入は有効に使いましょう、ということで、夕食はホテルに隣接する「マンテンプラザ」内の「鯛家」さんに決定!
因みに、マンテンホテル宿泊者なら、マンテンプラザで使える¥1,000単位のクーポン(金券)を額面の1割引で購入することができます。すなわち、¥10,500分の食事なら、支払いが¥9,500で済むということです。
ホテルのロビーのところにメニューが置いてあるので、ゆっくり予習してから出かけましょう。
せっかくのあぶく銭ですので、豪快に「富山湾御膳」を食うことにしました。今にして思えば、左側の「親潮」にしといてもよかったかなあ……。
店に入ると、その造りにビックリ。何と、店のど真ん中に巨大な生け簀があるのです。
さっそくお料理の紹介に参りましょう。
先付け。左のやつは、コリコリした食感で美味しかった。カブの煮物もビックリするぐらい柔らかい!
カニ入り茶碗蒸し。茶碗蒸しの具に焼き葱ってのは珍しい。美味しかったなあ。
あら汁。ブリやらカニやらの旨みたっぷり。ウマー。
寒ブリ、マグロ、甘エビの造りと、昆布じめ鱈子まぶし。昆布じめは独特のしっかりした歯応えがたまらない。
そして、コチラが「ブリ大根」。いやあ、これには感動しましたよ。
ハシを入れると骨の部分までもがホロリと崩れるんです。そして、そのウマいこと!
目玉まで残さずペロリ。
この「ブリ大根」はただものではない!
そして、天ぷら。
中央でそそり立っているのは「げんげ」という深海魚の天ぷら。
トロリとした独特の食感の白身魚で、メチャウマ! これまたオススメ!
〆は「氷見うどん」。
どうですか、この美しい麺!
なめらかな食感が心地よい! これまたオススメ!
せっかくなので単品も注文。
「白海老刺身(¥819)」。
「富山湾の宝石」の呼び声高き「白エビ」の造り。
殻を剥くのが大変そうです。
甘エビよりもさっぱりした食味。美味しい! 富山を訪れたら一度は食っておきたいひと品ですね。
「鯛家」さん、一発で気に入ってしまいました! ごちそうさまでした!
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造船番長!
富山2日目。ドーミーインで朝メシを食った後、富山城址を散歩したりしてのんべんだらりんと過ごす予定だったのに、あいにくの雨。仕方ないのでさっさと引き返し、荷物をまとめてチェック・アウト。市電に乗って2泊目以降のお宿「富山マンテンホテル」さんへ。
フロントに荷物を預け、氷見方面へ向かうべく富山駅へ。きっぷを買ってホームへ行ってからエラいことに気づきました。
全然電車がないんですよ。
しかも、高岡駅での氷見線との接続もなく、「まだ午前中(10時過ぎ)なのに氷見に着いたら14時前」という状態。この日は12月30日、すなわちKEIRINグランプリ2013の日なので、遅くとも16:00には富山競輪場に着いておかねばならぬ……。
というわけで、氷見行きは断念。
んでも、きっぷは買ってしまっているし……。
仕方ないので逆方面、魚津方向へ無目的に行くことにしました。
魚津着。
「何にもないねー」。
「あっ、マンテンホテルや!」
「もう帰ろか」
……というような感じで、魚津滞在約20分(!)で富山方面へ引き返すことにしました。
そのまま富山で降りるのもなんだか癪なので、高岡まで。高岡駅で下車しました。
高岡駅前をウロチョロしていると、万葉線ホームの近くに小ぎれいなビルを発見。
「あっ、高岡のマンテンホテルや!」
……ということで、高岡のマンテンホテルを見学。どうやら、同じビルに飲食店がいくつか入っているようです。
んで、ラーメン屋発見!
せっかくですから、有名な「富山ブラック」をいただきましょう!
私が「黒醤油ラーメン」、嫁さんは「魚介黒醤油ラーメン」をセレクト。嫁さんは「富山のご当地ぐるめセット」とやらも注文しました。もちろん、私が手伝うのが前提ですよ。
「黒醤油ラーメン(¥650)」。
コチラが「黒醤油ラーメン」。
「魚介黒醤油ラーメン(¥700)」。
んで、コチラが「魚介黒醤油ラーメン」。
まあ、パッと見た感じ、どっちがどっちか分かりませんね。んでも、よく見れば違いが分かると思いますよ。
こっちが「黒醤油」で、
こっちが「魚介黒醤油」。微妙な違い(¥50分の違い)がお分かりでしょうか?
¥250増の「富山のご当地ぐるめセット」には、ごらんのふた品がつきます。とろろ昆布のおにぎりも富山名物らしい。んで、コロッケは高岡のご当地グルメなんだとか。
麺はしっかりした太めのもの。美味しい麺でしたよ。
チャーシューも堂々たるもの。
ヤケクソ気味に大量のシナチクがぶち込まれていましたw
見た目、しつこそうなんですが、意外にアッサリしたスープでした。もちろん、ご覧の通り黒胡椒はバリバリに効いています。ちょっとだけ味見させてもらいましたが、魚介黒醤油もなかなかのものでしたよ。
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富山での1泊目は「ドーミーイン富山」さん。苫小牧でドーミーインに泊まって以来、ドーミーインはお気に入りのホテル・チェーンの一つなのです。
¥1,100と、ビジホの朝食としては値が張るぶん、かなりリキの入った朝食バイキングのようです。
定番の焼き魚。
コチラは「ブリ大根」。
有名な「鱒寿司」までツマめるのです。
「釜戸」で炊いたごはんがウリ、とのことなので、ごらんのようにテンコ盛りにw
洋食系は品揃え少なめですが、
カウンターでおねえさんが目の前で焼いてくれる卵料理なんてのがあります。
「氷見うどん」とのことですが、まあ普通の(ノビ気味の)乾麺のウドンでした。まあ、茹で置きなので仕方ないかな。湯がきたてだったらもっと食感が良かったのかも。
こちらも郷土料理の「昆布じめ」。
昆布が魚の水分を適度に吸っているからなのか、歯応えが良くなって美味しい。こんなモノが朝っぱらから好きなだけ食えるんですから、ありがたいことです。
こちらは「ホタルイカの甘露煮」。敦賀のマンテンホテルは沖漬けでしたが、これはこれでなかなか美味しい。
富山名物の渦巻きカマボコ。黒いのは昆布です。藤子不二雄コンビは二人とも富山の人。ということは、「忍者ハットリくん」のほっぺたの渦巻きはこのカマボコがモチーフなのかしら?
オムレツはカレーソース、ケチャップの二種類の味でいただきます。意外にカレーソースがウマい。
みそ汁はやたら具だくさんでした。
ブリ大根。まあ普通です。このブリにしても、焼き魚にしても、チョイ魚がモソモソしていたかな。
パンの他にワッフルまで。トースターでチョイと炙ってホイップクリームで食うとバカウマ!
温泉もなかなか良かったので、また泊まりたいと思いました。
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富山1泊目のお宿は「ドーミーイン富山」さん。ドーミーインといえば、おなじみ「夜鳴きそば」のサーヴィスがありますので、晩メシは控えめにしよう、ということでお店探しをしておりますと、駅の近くになかなか味のある構えのお店を発見!
その名も「ラーメンの支那銀」!
「の」が入っているのがなんかカワイイ!(笑)
メニューはこれで(たぶん)全て! 潔い経営方針です!
ラーメンに関する注意書きはともかく、下の薄汚い貼り紙によると、ティッシュをゴミ箱に捨てないヤツが相当数いる模様。
コラ! ティッシュはゴミ箱にちゃんと捨てんかい!(笑)
因みに、夫婦で切り盛りされているような感じでしたが、お二方とも非常に感じの良い方でしたよ。
「チャーシューメン(¥850)」。
「茹で上がりに時間がかかります」との表示通り、注文から提供までそれなりに時間がかかりました(といっても、10分てことはないと思うなあ)。
コチラはチャーシューメン。
「ラーメン(¥650)」。
んで、コチラがフツーのラーメン。
見ての通り、かなりの太麺。
モッチリと美味しい麺です。
スープは、結構濃厚な鶏のダシでした。ショウガがいい具合に効いて、濃厚なのにスッキリ美味しい甘辛スープでした。
分厚めにスライスされたバラチャーシューもふっくらウマウマ。
次に富山へ行ったときにも食いたい、美味しいラーメンでした。
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今回の目的地富山に到着し、ホテルに荷物を置いて身軽になった私達は、早速富山の街中を散策。
駅前で見つけたのがコチラ。
この、「とやま特選館」の中にある、
「七越」さんです。 ※ 「七越」、どう読むのでしょうか? HPのアドレスからすると、「ナナコシ」と読むようですが。
「七越焼」というのがメイン商品のようです。写真で見る限りこっちで言うところの「御座候」ですな。
焼き方を見学しましたが、まるで「御座候」とおんなじ。具が異様に詰まっているのも「御座候」とおんなじですね。
ただし!
「七越焼」の方は、表面に「七」のエンブレムが!
この点では「七越焼」の勝ち! 「御座候」は画数が多すぎるのでこんなことできないもんなー。残念!
おめでとう! 「七越焼」!(笑)
「七越焼 チーズクリーム(¥150)」。
コチラは、期間限定の特別商品、「チーズクリーム」。
おお、こりゃウマい!
「七越焼 カスタードクリーム(¥100)」。
この写真では分かりませんが、コチラは「カスタードクリーム」。
見よ、この皮の薄さ!
ウマー!
これ、家に持って帰ってトースターで表面を炙ったらメチャウマだろうねえ。
この後、「赤あん」も食ったのですが、写真撮るのを忘れました。粒あんたっぷりでこれまたウマー。お手ごろ価格ですし、富山へ行く機会があったらぜひ!
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