山の日
昨日は海の日だった。
今一番の問題は、福島原発事故による放射能汚染だ。
領海の問題もあるが、汚染はより深刻だ。
一度汚染されたら元に戻れないだろう。
海の日は海なし県の人間にとっては、休めるのでラッキーくらいにしか思っていない。
でも海の恵みには感謝している。
さて、何故「山の日」は無いんだろう?
山の森林は空気清浄機だ。
さらに水源となり貴重な命の水の源である。
多くの動植物を育み、かつては薪炭の供給源だった。
今は農業と同様、林業も担い手が無く、荒れ放題である。
電気が無ければ生活出来ない現実を江戸時代に転換する事など不可能だが、
佐伯泰英氏の時代小説を読んでいると江戸時代の生活も悪くないと思ったりする。
食料の安全性やエネルギーのクリーン度は、
便利さと引き換えに失われていくような気がする。
田の草取りが除草剤になり、薪が石油になった。
時季外れに食べる野菜には多量のエネルギーが費やされている。
人間が生きるにはサルやイノシシが生きるより金がかかる。
人間は地球にとって厄介な生き物か?
「山の日」をつくろう(日本山岳会) http://www.jac.or.jp/info/project/yamanohi/yamanohiindex.htm
ひろしま「山の日」http://yamanohi.com/