あきまさブログ

日々平安なれ

木枯らし

2012-11-18 | 日記
ヤッチンからのコメントは「石を握っていない」でした。
本を読んで自分で石を並べてみるのも上達のために必須ですが、対局しないといけません。
実際に人と対局して思いがけない手を打たれることが刺激になり、よく考えるようになるんです。
言葉通り受け取ると、石を握らないでネットで対局しているなら良いんです。
何しろ人と対局しないと強くなれません。
人は教科書どおり打ってくれないからお互いに鍛え合えるんです。
ヤッチンは棋譜の記録紙を以前に買っていましたから同時に使うと良いです。
碁会所で打つなら、相手に断って、打ちながら棋譜をつければ良いでしょう。
ネットなら相手が考えているうちにつけても良いでしょう。
終わってから、振り返って棋譜を書こうとして書けないのは、石が正しい方向に行っていないからでしょう。
こういう場面ならこう打つものだ、と考えて打ち進むなら棋譜は後でも書けるものです。
そうなんです、石の流れが正しいなら中盤までは思い出せるものです。
将棋棋士はすごいですよ、
他人の指した棋譜でも、いつの棋戦で誰と誰が指したもの、
と指摘することが出来ますから。
こういう陣形のときに誰と誰がこう指して勝ったから自分も指してみよう、てなもんですから。

今日は国ちゃんのいうとおり、荒れそうなレースだからやめ。
この前の山行で自転車を遠い駅近くに停めておいたから引き取りに行く。
寒い。
木枯らしだろうなあ。
山道では落ち葉がふかふかしているし、色がきれい。
しかし、手袋が欲しい季節になってきました。

月岡祐紀子「平成娘巡礼記 四国八十八ヶ所歩きへんろ」読了。
図書館で小説以外にも山のコーナー、囲碁のコーナーを見ますが、時々お遍路のコーナーにも寄って行きます。
そこにあった本。
娘さんの歩き遍路は珍しい。
日本ですから危険なことはありませんが、それでも珍しい。
私も一人か二人しか会っていません。
月岡さんは「ごぜ三味線」の継承者だそうです。
ご本人は別に目が不自由と言うことではない方です。
お遍路したときは24才。
しかし、読んでいると前年にもお遍路したようだ。
装備、費用も書いてあるが、全40万円切っている、10年ほど前だからかな。
お寺の名前、地名、四国の方の人情等々懐かしく拝読しました。
あー、また行きたい。
心を無にして歩きたい。

山法師、隣の木も紅葉していました。






りんご、姫じゃないんでしょうね。




赤くなっていますが傷んでいるのでしょうか。