あきまさブログ

日々平安なれ

八重洲囲碁センターにて

2012-07-21 | 日記
今日は八重洲へお出掛け。
仙台からヤッチンが同窓会のために上京すると聞いて対局しようと設定。
話を聞くと、昨日バスで来たそうです。
昨日は、埼玉のF氏とコンサルの方と三人で飲んで騒いでサウナに泊まったそうです。
そして今日は横浜で午後に同窓会だから、その合間に対局。
無暗と太っていたのが少し解消した様子です。
まだ向こうで碁会所には行っていないようですが、教えてくれない碁会所ならネットの方がマシと思います。
教えてくれないで、ただ打つだけだと下手から抜けられないと思います。
ハンゲームでは何千局打っていても15級の人が居ますから・・・。
何はともあれ対局。

右上で黒は大損、左方の厚みを生かして白を攻めることが出来るか。


これでは左下隅が危うい。


これでは左下か、下中の黒が取られそうでダメです。


次局、右下で白から典型的な様子見のノゾキ。


結局、隅は分断された。


中の黒が単独で生きて、白が外回りになり左上に転戦したところ。


白はちょっと甘く考えていたら、右上は白が左右に分断されて苦しい。


結局中の白が取られて負け。


これではネチネチやるのが成功と思われそうで良い指導とは言えない。
今日は横浜聘珍楼行きとのことで最後の一局。
右上の黒の三三に入ったあと。


ちょっと黒がダメのように見えるが白は攻め合いに負けている。


黒は攻め合い勝ちを気がつかなかったから白のもうけ。
左上で切り違いが出ました。


一局目で「切り違い一方伸びよ」と教えたのに、もうアテてアテて来まして白は得しました。
下辺の白のこういう構えに入らないで、上から利かしてしまうんでなく、打ち込んで生きてしまうやり方を伝授。
さあて、今後活用できますか。

何れの対局も最後までは打たなかったけれど役に立てば良いなあ。
T氏が銀星ソフトで二子で勝ち負けになっていると言うとビックリしていた。
そりゃー、まだ四子らしいから悔しいよね。
少しずつでも皆さん夫々勉強していますから。

今度の合宿は10月にね、と八重洲口で別れて私はブックセンターへ。
囲碁のコーナーの隣。


左が渡辺さんの「明日対局」、よほど買おうかと思いました。
立ち読みしましたが面白そう。

ここから銀座のウィンズは遠いなあと思い、今日は清く正しく帰宅。



明日対局

2012-07-20 | 日記
将棋の渡辺竜王がブログを書いていまして7年を過ぎています。
そもそもブログなるものを知ったのは、
お遍路の報告をしたくて他人のブログを色々見たのが始まりです。
コマーシャルがたくさん入っているのは見づらくて敬遠しました。
渡辺さんのは私のと同じgooのものです。
渡辺さんのを見て、シンプルなのが気に入って、私もgooにしました。
デザインは、最初もう少し違ったのでしたが一度これにしてから変えていません。

それは別にして、先週渡辺さんのブログ本が出ました。
題名は「明日対局」。
私が見始めたのはまだ3年ほどですが、将棋棋士の日常をてらいなくサラリと書いているのがお気に入りです。
以前は棋譜解説を生々しく書いていたのが面白かったのですが、最近はストップが掛かったのか全く書かれていません。
残念です。
もうひとつ競馬にも造詣が深いんですが最近は予想をしません。
残念です。

本の挿絵は奥様が画いているそうです。
その絵が味がある絵なんです。
私も好きなんです、その絵が。
奥さんもブログを書かれていますが、それはそれは短文なのに毎日じゃないんです。
毎日のときもあるんですが、二週間くらい飛んでしまうときがあるんです。
「妻の小言」と言います。
「明日対局」の発売記念でしょうか?10冊プレゼントの企画がそこでありました。
勿論申し込みました。
外れました。
ものすごく残念です。

ちょっと話は変わります。

O沢が民主党を出て行って新党の名前を「国民の生活が第一」とすると言った後、
K石幹事長が「民主党の新しいキャッチフレーズを考えなきゃいけない」と言ったそうです。
まずは幹事長失格の発言である、というのが第一印象。
国民の生活第一が党の理念じゃなかったのか。
民主党は国民の生活第一、とは考えなくなったんだから要らないんだ、だから抗議もしないんだなあ、との実感。
それを、自分のことしか考えていないO沢をはじめとする一統が言うとは失笑ものだ。
新党の資金が足りないという。
今までO沢が政治資金でO沢名義の土地を買ってきたが、奥さんに手切れ金として渡すために売れないんだろうなあ。

今日は涼しくて爽やかな一日でした。
7月はじめの青空。


ご近所の夾竹桃。




この木は今は実が生っています。


そして瑠璃玉あざみ。




本因坊戦最終局

2012-07-19 | 日記
昨日はお昼にヤッチンとも電話で話しをしました。
用件とは別な話になって、今週末に上京すると言っています。
なんでも大学の同窓会だそうです。
聞いていたこととかなり違う。
座敷牢と言っていなかったか?
かごの鳥じゃなかったのかな?
夜行バスだとか、青春18切符だとか言いつつ、
切符は今回一枚使うだけだから後日に北海道に行くとき使うんだ、
だって。
そこそこ楽しそうじゃない、と言いたい。
ご同慶の至りと申しましょう。
しかし、合宿は10月くらいでしょうが、その前にも会えそうな勢いですねえ。

今日は囲碁本因坊戦七番勝負の第七局2日目。
山下さんの先番、井山さんの白番。
上辺一帯を井山さんが地にしては80目を超すんじゃないかと思われる大きな地。
山下さんが左辺と右辺をどうまとめるかの勝負。
井山さんは下辺に入って外に逃げ出し、それから左辺でも手を付けていく。
信じられない。
あんなところに手を付けていくなんてとても自信がない。
しかし、徐々に手になっていく。
これでは井山さんの勝ちだ。
本当に手にするのが上手い。
それだけ隙が見えるのだろう。

パンダネットの画面が最終着手を打ってダメしかなくなっても、
ちっとも動かない。
仕方なく毎日新聞の方を見に行ったら、井山さん7目半勝ち、本因坊位獲得との報。
やはり、と思いました。
ところが、つけていたパンダネットが山下本因坊中押し勝ちと出ました。
嘘だろう。
多分、終局で整地しないで感想が始まったに違いない。
それを中継している関係者が間違えたんだろう。
毎日は間違えなかった。
井山さんの最近の勢いがそのまま結果になったようだ。


佐藤雅美「手跡指南 神山慎吾」読了。
この本は古そうな本と知っていたが読む機会がなかった。
主人公は、公金を私したとして切腹した家老だった父の藩から出て、
江戸で手習い塾の師匠をしていた。
ところが、お家騒動。
それを家老の跡継ぎとして支援すべき、と言う人もいて故郷豊後へ行くことになる。
反対派に捕まってまたも手習い小屋の師匠になる。
結局は悪家老をやっつけるんだけれど、安易な筋立て。
まだ、作家になりたての頃のお話だからかな。
小学校時代の読みきり小説のようなお話だった。

今日の写真は一昨日の日本橋図書館の時計。
10時にからくりが動きました。
音楽は「お江戸日本橋」。






近くのむくげ。


白。




お誕生会

2012-07-18 | 日記
今日は息子が上京して来ました。
それにあわせて家人のお誕生会。
新宿にて子供達にご馳走してもらいました。

そのときにAさんからメールが入っていました。
しばらく後になって気がついて、Aさんのご母堂が亡くなられたと知りました。
もう90才を過ぎた方で、Aさんはしばしば名古屋にお見舞いに行かれることがあるのを聞いていましたから、急にという受け止めはしませんでした。
心よりお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りします。

新宿は超高層のビルの上の方で、近所に勤めていたときにランチに来たこともあるビル。
しかし、下りたことがないフロアー。
京懐石でした。
玄関で、三つ指ついた仲居さんが三人も出迎えてくれるのは生まれて始めて。
ちょっとビックリ。
部屋からの景色も結構です。


八寸かな。
手前は「湯葉の卯の花」、向こうは「はも寿司」「川エビ」「ヤマモモのゼリー寄せ」「サーモン」。


味噌煮。


ふたを取ると。
「生麩の味噌煮」と言われましたがお味噌汁。


お造りは「はも」「鯛の昆布占め」「湯葉とカボチャの千切り」。


豆腐のサービス。
お出汁が美味しかった。


色々、「出し巻き卵」「賀茂なすとカボチャと里芋の煮いたの」「さわらの西京漬け」「湯葉汁」「水菜と大根とトマトのサラダ」。


「ちりめん山椒」ご飯に「吉野葛のおわん」をお茶漬けのようにかけていただくもの。
お漬け物と。


京懐石料理らしく薄味で量は少しずつでしたがお腹が膨れました。
ありがたさも多分にあったからです。

床の間付き。


帰宅してお誕生ケーキの代わりのタカノのケーキ。




囲碁の定例の集まり

2012-07-17 | 日記
暑いけれども定例の集まり。
皆さんとも開口一番、暑いですねー、が挨拶。
そのときは知りませんでしたが、帰宅すると関東地方も「梅雨明け」になったそうです。
雨もうっとうしいですが、身を焼かれるような暑さもいやです。
最近は特に汗っかきになりましたからいやです。
汗拭きも一枚では足りませんから。
人形町に全員集合です。

Kn氏、
早くも黒が三つ取られて出だし不調。


しばらく打ち進めて左辺に注目。


黒の間違いもあり左中も左下も封鎖され、うち左下がひん死の状態。


左下は白のものになり、戦いは上辺であり、とりわけ右上隅から中に出た黒が切断された問題が大きい。


どうしてか、黒は分断される側になるが、分断して攻めるようになって欲しい。

Ty氏、
こうして見ると、黒も薄いところがあるが白はもっと薄い。


こうなると左下が白地となったが、黒は外勢が素晴らしい。
そこを生かして打つのが勝てるコツ。


右下も白地になり、黒は外勢のわかれとなっている。


ということは、
黒が厚いところに白が入って来たら、小さく生かして、黒の厚みを地にしなければいけない。
それが、
残念ながら、という状態。


Kw氏、
白はヘロヘロながら根拠を持っている。


おやおや、黒は左下で小さく生きただけ。


右上に転戦したら黒のダンゴ石ができて隅も危うい。


黒は取られるか、取られそうで、息つく暇もない。

A氏、
いつもお互い力一杯の闘いになるのが面白い。
この左辺と下辺は勘違いがあったということです。


勘違いがあると相手は儲かります、普通は。
しかし、気分はやや良し、としても地合は差がありません。


上辺は軽くサバクつもりが勘違いして一挙に白劣勢、敗勢。
こうして振り返ってみても、厚いけれども地が少ない。


辺が一段落して右上の闘い。
付けていった手は悪かった。


お互いの間違いもありギシギシときしんできた。


この辺りは局後検討でも色んな変化がありそうでした。


勘違い、間違いは後出しした方が厳しくなるようです。


本当に面白い碁を今日も打ちましたが、
本音は、
もっと楽な碁を打ちたいと思っています。

夕方から御徒町「祐々」へ。
今日は一時ヤッチンの助けが欲しいときがありました。
それは別にして、プロの打ち碁を一日三局並べることを薦めていましたが、
最後まで並べなくても150手程度までで一段落したところで結構なんです。
プロが打つ碁の流れを感じて自分に生かすことが出来たら良いんです。
ということで相変わらず話は転々。

ママの手料理は盛り沢山で美味しかったです。
具沢山の卵焼きと大根の煮たの。


アジのたたき。


おにぎりはシジミ入り。


カジキ。


生たこ。


クラムチャウダー。


チキンソテー。


お腹一杯でした。