カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

「・行(こう)・遊録」

2009-09-30 | グルメ

   
  「福の箸」順正     奈良吉野産・桧の端材             

 「福の箸」と名付けられた、京都の「順正」さんからの贈り
 物。  
 箸袋の色がとても良いので10本頂いた内の5本を並べまし
 た。この箸は店でもだしています。    
 
 「順正」は言わずと知れた京都の湯どうふ屋さんです。何軒か
 店を構える内の「南禅寺順正」に私は2008年の元旦に友人
 と訪れました。旧友とお酒の徳利を傾けつつ・・・・

 8月4日は地元の神社で「箸の感謝祭」が行われるそうで、
 「順正」では箸を払い清めてもらっているそうです。

 下は、南禅寺の境内にある琵琶湖疏水が流れる「水路閣」
 これもまた有名でよく絵ハガキなどになっています。ここも
 「湯どうふ詣で」に並び、訪れました。
    
  

 

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まだ、てはじめに

2009-09-30 | エッセイ

 ある夏の日の夕方、思いついて新宿の「C」へ行った。「C」は洋酒などを飲ませる。パブ、といってよいだろう。細長いスペースに、それに合わせた長い木製の無造作なカウンター、座ると隣人と肘が当たるくらいの狭いテーブル席がこれも縦長に素直に並んでいる。こぢんまりとした店である。
 店に入ると客はほとんどいなかった。年配の男が数名、静かにグラスを傾けていた。ジャズがかかっているのである。マスターは比較的最近この店を引き継いだそうだ。ジャズについてはめっぽう詳しい。ひとりで行き、そこでしばらく飲んだ。四半世紀ぶりに訪れていることに気付いた。以前は20代から30代くらいの客で賑わい身動きが取れないくらいだった。かかっている音楽も当時はジャズとはいえ、クロスオーバー系の軽快な曲がガンガンとかかっていた。話し声など聞こえなかったくらいである。地下2階にあるから周りのことは気にしないで良かったのだ。普通の会話を大声でするものだからそれだけでかなりの体力を必要とした。パワーだけはみんな持ち合わせていた。今は居酒屋などへ行っても若者がたむろしているのに意外に静かだから不思議な感じがする。その店はその時、年配の男数名がいただけだったので、なおさら静かで僕は調子が狂った。隔世の感があった。四半世紀もたてば確かに変わるだろう。時間帯が早すぎるのかなとも思った。数杯飲んで、あれこれマスターなどと話をし、ジャズの知識をどっさりともらい、帰った。                             

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