1月も終わりに近づいて昨夜から関東地方は雪が降り積もった。降り積もったといっても東北地方や日本海側とは違い、関東地方は夜の冷え込む間だけ雪が屋根や路面を覆う程度だ。今日の朝は晴れ間が覗いていた。うちの近くの丘陵地には冬枯れをした雑木林に雪が残り、いつもの景色は一変している。この変わり様は何か気分を新たにさせるものがあって、やはりこれだけのことでさえ自然の力は凄いものだと思う。うっすらと白く化粧された丘陵のフォトなどを歩きながら撮ったりしたが、同じような思いに駆られて出てくる人もいるようで、三脚に一眼を構える初老のカメラマンなども見られた。晴れていたのでこのまま融けていくのだろうと踏んでいたが、午後になり、また雲が覆い始めた。路面の雪は今はもうほとんどなく、車を走らせても山道へ入らなければまずまずスリップすることはない。
