カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

源平かずら

2012-07-04 | エッセイ



花にあまり興味が無く、従って名前もなかなか覚えられない。

他人には、チューリップとタンポポくらいしか知らないのではないか、

と笑われるが、この花は汚名返上で気に入って買い求めたものである。

が、名前は知らなかった。店の人に訊いて知った。

花や木のことはよくは知らないが、それでも時々は見ていて良いと思うと

何かの拍子で買ったりするのだ。

そういった者ではあるが、名は知らずとも、

花の色や形は珍しくて時としてしばらく眺めていることがある。



「源平かずら」という名は、まさにその色の通りで、

平家の旗色の赤、と、源氏の旗色の白、から付けられたそうだ。




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街の風景・6月中旬のある日

2012-07-04 | エッセイ


このところ、梅雨に入ってじめついた日だなと思ったら、急に晴れて汗ばむ陽気になったりする。
もう夏なのかと思うほどの日もある。一昨日も暑かった。

このフォトは6月の中旬頃の原宿、表参道、そして外苑前辺り。
高校の頃、外苑前の辺は友人と、よくウロウロした。
今でも歩く。

ブティックの店先を撮ったのだが、いつもそうであるようにあまり気合を入れて撮っているわけではない。
ブティックだからお客も来そうなものなのだが、そんなことにはお構いなく店先のベンチに子供が二人、
寝っ転がったりしながら遊んでいた。本を読んでいるようだった。
別の世界が広がっているのだろう。
すぐ前の通りはファッショナブルな若者たちが行き交っていたが、
ここだけ違う時間が流れているようだった。



表参道。
カメラを構えているが、特に意識したような人は見られない。
気楽に歩いている。


原宿駅近く。




これは絵画館前の通り。
人通りがぐっと減って、落ち着いた感じになる。
この日、オープンカフェでくつろぐ年配の人も多かった。
おそらく、beer!といったところだろう。





かなり歩いた帰り道、道が分からなくなってやみくもに歩いたが、
それがどの辺りだったか、明確には思い出せない。
路地のようなところにも数多く出くわして面白かった。

街というのは、人間が考え作りだしたものの多くの中で、
もっとも魅力のあるもののうちの一つだと思う。


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