今日も晴れ、宿からお接待のおにぎり弁当をもらって出発。29番札所国分寺を目指し、香南市から香美市へ田園風景を10㌔ほど歩き国分寺に到着。ここは土佐の国府があった所。国分寺は紀貫之ゆかりの地、近くにあり杮葺きが美しい情緒たっぷりな札所である。ちょうど枝垂れ桜が満開だった。
29番札所国分寺仁王門
打ち終えて田植え真っ盛りの畦道(遍路道)を30番札所善楽寺へ。五月晴れのたいへん気持の良い遍路であったが途中、道がわからなくなり地元の人に聞きながら歩く。ようやく蒲原の遍路休憩所が見えてきたので一安心。
遍路休憩所には先客がいて昼食をとっていた。挨拶をして一緒にお昼ごはん。話を聞いたら先客は先達の資格を持っていた。しかし、靴を脱いで足のケアをしていたので「先達でも足が痛くなるのですか」と聞いたら「いくら巡っていても足は痛くなるのですよ」とのこと。こちらも安心して食後、足のケア。歩いているうちは痛みも我慢できるが、休憩してから歩き初めがたいへん。厳しい痛みでも歩かなければならないと自分に言い聞かせ(大げさ、本当に痛いんですよ。歩いてみればわかる。)
30番札所善楽寺に向う。一旦国道に出てまた住宅地を通りながら到着。ここは山門がなく隣が土佐一の宮という大きな神社。鳥居と参道がありその横にくっついているという感じである。昔は寺と神社が一緒にあったのが、・・・廃仏毀釈で「わかりました」30番札所を打ち終え今日は高知城観光をするため急ぎ足で宿に向う。しかし、足が痛い・・・ ようやく宿に到着。
洗濯と荷物を整理してタクシーを呼んで高知城に向う。タクシーの乗務員さんに「帰りは路面電車に乗って帰ったほうがいいですよ」と言われたのでそうすることにする。お城は桜が満開で大勢の観光客(花見客)でにぎわっていた。城の縄張りは各出丸が段々につくられていて頂上が本丸天守。たいへん結構なものでした。帰りにデコポンを送ってと電話があったので市内の市場で買おうとしたが高いのでやめた。前に送ってもらったデコポン直売所に電話して送ってもらうことにした。宿で天気予報を見ていたら明日は大変なことになっていく予想が出でいた。早く寝よー・・・・・
高知城
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