断崖の上に立つ民宿夕日を後にして、今日は、ジョン万次郎の生誕地の中浜を通り清水港、足摺港、三崎竜串サニーロードを経て叶崎黒潮展望台がある民宿叶崎へ。昨日と正反対の静かな海を眺めながら出発。
断崖の上に建つ民宿夕日
中浜、清水港の海岸道路を歩いていると、そこかしこに煙が立ち込めている。よく見ると魚の燻製を作っているみたいだ。そのときは分からなかったがあとでわかる。目近の宗田節を作っていたのだ。土佐清水魚港入り口では漁場から帰ってくる漁船が走っていた。岸壁にスピード出しすぎに注意と白ペンキで描かれている。入り江の中にある良い漁港だ。
穏やかな土佐清水の港
昼食は、道の駅めじかの里土佐清水で。売店で売っていた宗田節に目が行く、あの煙はこれを作っていたのだ。お土産に買っていくことに、また土産。
2本のストックを巧みに操り栃木の遍路さんは素通りしていった。大阪の遍路さんは朝から逢ってない。何処を通っているのやら・・・。
食事休憩をして(本当は足のケアが80パーセント)出発。化石漣痕(天然記念物に指定。地質学の上で貴重なもの)や奇岩を見ながらようやく叶崎へ。
民宿に着いてすぐ黒潮流れる太平洋を観ようと白い灯台のある叶岬へ。岬は断崖になって突端から一本の綱で下に降りることができる。離すと地獄・・・ちなみに叶崎は「かのうさき」といわないで「かなやさき」と言う。
化石漣痕の海岸
夕食は四人、栃木、大阪、新顔が石川の若い遍路さん。彼いわく、「魚ばかりで肉が食いてー」・・・わかる。あと残り2日。ガンバロー。