行けども行けども際限のない道・・・。
日常使う言葉として、私たちは道路・道のことを「馬路」と言っています。
道路を渡るにも、まっすぐ突き進むにも、道を尋ねる際にもよく使います。
月曜の早朝から昼過ぎまで、隣の省境近く迄行ってきました。
路線バスを片道3回乗り継ぎ、時間にして約2時間余りですが、賑わいを
見せる大通りから、徐々に道は細くなり、いわゆる北京の環状線でもある
1環~6環状線のうち、東方面の5と6の環状線を更に東に進むと、すぐ
となりの省です。
道路の幅は徐々に細くなり、舗装も徐々に補装程度の道となり、途中、途
中では凸凹道となっていきます。
通りすぎる村の数は約15村。村といっても小さな村が連なるように続い
ていて、バス停を一つ越えるごとに村の名前も変わってきます。
各村々の景色や生活ぶりにも大変興味もありますが、今回は、10分そし
て20分と経過するごとに遷り変る道路~馬路にも魅了されます。
かつては小さな樹木~揚樹を無数に植えてあたり一面が林のようでし
たが、そこに道路を切り開き、やがて周りの揚樹も大きくなり、そし
て砂利道だった道路も徐々に舗装され、さらには大型トラックなども
とおり一大幹線へと変貌する現在の中国社会のなかでの道路です。
今現在の都市部での道路はコンクリートで固められ、囲まれて情緒も風情
もありませんが、地方・田舎ではまだまだ畑と樹木に囲まれた、生活感溢
れる長閑な風景を味わえます。
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