心で楽しむ贅沢な時間
私たちは「贅沢をする」というフレーズに対して多少の抵抗感がある。
子供のころから「贅沢をしてはいけません」と教えられていた影響があるためかもしれない。
もちろんお金や物を、必要以上に使うのは、あまり品がいいとは言えない。
しかし、多くのお金を使うことばかりが贅沢ではなく、好きなことを楽しむ、精神的に満たされた状態も立派な贅沢である。
僕は、京都へ来てから、いろいろと神社仏閣を見て周れる環境にある。
友人や知人から「羨ましい」と言われるが、歴史的に貴重な建物や仏像などを
見ていると心が洗われたような清々しい気持ちになる。
見ていると心が洗われたような清々しい気持ちになる。
正に、精神的に満たされた状態を味わっていることに抵抗感はない。
大金がなくても十分な幸せ気分を楽しめることが贅沢な時間なのだと思う。
多くのお金を持つこと、それで気持ちに余裕ができ贅沢に暮らせることはできるが贅沢の条件ではない。
一度しかない人生を、自分なりに心で楽しむ贅沢な時間を積極的に作ることが大切である。
そして、そういう人生を送れる機会を持てることに感謝することを忘れてはいけない。