現代社会人は『出ない杭は抜かれる』
昔は、いや現在でも、「才能・手腕があってぬきんでて
いる人は、とかく人から憎まれる」と云う意味で『出る
杭は打たれる』と言われているが、現代社会の企業や団
体において『出ない杭は抜かれる』的な個人の個性や才
能を重視した企業や団体・集団に変化してきたのが現実
である。
未だに教育課程においては「出る杭は打たれる」的なと
ころが根底にあるように思うが、高校以後は自らの個性
・才能を伸ばす教育に変わりつつあるようだ。
つまり、現代の企業・団体・集団においては『出ない杭
は抜かれる』は常識化しているのに対して、義務教育の
場では、集団生活を基軸に於いてるので、個性を伸ばす
教育には至っていない。
現代の社会人は、如何に自分の才能や手腕を伸ばすため、
経験や体験を重ね独自の能力(知恵)を高めるため杭を
出していく。つまり、出る杭の背比べである。
それに反して全く頭を出さず、じーっとしがみついてる
人は、やがて抜かれてしまう厳しい社会である現実を、
政治家や公務員や教育者は認識し自らの意識と教育を改
革するべきであると私は思っている。