あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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最後の場面の盛り上げ

2012-09-03 20:12:20 | 日記
31日、8月最後の稽古日で、芝居の最後の場面の演出が、変更になりました。
「荒川堤の場」金五郎、鳥羽田を斬り、忠太郎は、刀の血を払い鞘に納め、我に返って、遠く水熊(おっかさんの料理茶屋)の方を見やる。
思わず、数歩身を乗り出して更に、遠くおっかさんのいる方角に思いをはせる。
(右足重心、身を乗り出し、3秒保持)
思い直して、傍らに置いた縞の合羽を纏い、三度笠を被り、笠で顔を隠し、下手に去ろうとする。
(男らしい脚の運びに注意←ビデオ観察結果、以下同)
ふと思い直して、再度、水熊の方を見やる。(舞台中央前方)
(この時の、隠した顔と笠の上げ方、右足重心に気をつけ、決めのポーズ4秒)
思いを振り切るように、うつむく。
(素早く、クリアに)
同時に顔を笠で覆う。(首だけを落とす感じ、肩から屈むと年寄臭く見える。)
くるりと向きを変え、舞台中央後方へ、ゆっくりと歩いて行き、フリーズ。
(歩く姿勢を保ったままがかっこいい)
語りの歌が入り、続いて全員が唄いながら登場、横一列に並ぶ。
歌が終わったら、それまで中央後ろ向きの忠太郎、前に進みポーズをとって、想いを込めて「おっかさ~ん」と叫ぶ。
(胸を張って、かっこよく)
なかなか、いいシーンです。
このように、最後の場面は、随分と私の忠太郎にハイライトが当たる演出となりました。
責任重大です。
本番まであと一週間、緊張します。