期待に満ちて

昨日は、踊りの稽古がなく、しかも良い天気だったので散策に出かけました。
河津桜満開のニュースを見て、近場の早咲き桜のスポットへ。
東田子の浦駅を出て、バイパスの方に少し行くと、ありました。
水路沿いの桜、まさに満開で出迎えてくれました。
バイパスを横切って浮島ヶ原自然公園、まだ冬景色の中、陽だまりにノウルシの一番咲きがパッと華やかに歓迎してくれました。
それから沼川沿いの桜並木、人通りが少なく独り占めという感じ。
バッハ「ロ短調ミサ」の公演、熱海見番の踊りの発表会が終わり、ホッとした、のんびりした気分です。
そして新たな目標：芝居「わがババわがママ奮闘記」、合唱「ブラームス・ドイツレクイエム」が始まり、踊りも来週から新しい曲に・・・
新学期を迎える小学生のような、期待に満ちた３月です。

東田子駅前の桜

浮島自然公園ノウルシと沼川沿いの桜

ゆうきの会発表会

熱海の見番でゆうきの会の発表会がありました。
朝、みんなで待ち合わせて同じ電車で行きました。
みんな着物姿で頭もきれいにして、ハア、発表会ってそういうものなのですね。
私はというと、いつもの服で着物と袴をバッグに入れて、というスタイルです。
午前中、芸妓さんの舞台を鑑賞します。
見番の歌舞練場は、昔懐かしいホッとするような雰囲気です。
座布団に座ってお茶とお菓子を頂いて、きれいな舞を鑑賞します。
一つ困るのは、ずっと座っていると足がしびれることです。
私はついに胡坐をかきましたが、隣のT子さんつらそう。
午後、私の踊りは端唄「深川」、吉原情緒たっぷりの艶っぽい踊り（女踊り）です。
結構気持ちよく踊っていたのですが、ふと舞台のそでを見ると、先生が「もっと腰を入れて！」とサインを送っています。
ウ～ン、まだまだ基本ができていませんね。
プログラムの最後、先生の「寿末広」、やっぱりすばらしい。
これを観せて頂いただけで、今日は十分満足です。
そうそう、私はこれが観たくて、見境もなく先生の門をたたいたのでした。

「上がる段梯子、アレワイサノサ、・・・」

分かり難い心情

今日の記事は、分かりにくい、本人しかわからないような内容ですみません。
「わがババわがママ奮闘記」の本読みが、進みます。
私の役、幸一は脇坂家の長男、妻は清子。
家庭の事情で、これまでのように母のタツを引き取ることができなくなった。
それで、姉の洋子か妹の君子に母タツの介護を押し付けたい。
姉と母タツは、相性が悪くうまくいかない（と幸一は思っている）ので、君子に頼むが拒否される。
結局、洋子が「私が面倒みる」といってくれる。
この時の幸一のセリフ：
幸一「本当にいいのかい。それで。」①
洋子「・・・私の気が変わらないうちに手筈整えてね。」
幸一「しかしなあ・・・もう少し慎重に考えないと・・・」②
ディレクターの解説：
① のせりふでは、100%「母と本当にうまくやっていけるの？」と心配する気持ちで云う、「本当にそうならありがたい」という気持ちは 0% ！
ウ～ン、分かり難い！