今日は能登半島ロケの話。
まずは安浦家。プロ野球チケット(西武戦)のために新聞を変えたらしい。
そして事件発生。高山と言うチンピラ会社員がホテルの一室で死んでいた。
勤め先は暴力団の関連会社で、ストリップ劇場などを経営していた。
そして凶器の指紋から、元プロ野球選手の吉沢が浮上した。
吉沢は和倉温泉の旅館で料理長だった。しかし野球の監督もやっていた。
夜、吉沢はさよというストリッパーを助けた。さよの命を狙っていたのは高山が勤めていた東芸興行の社長だったのだ。
東京からFAXで古田と平尾と言う三東組のチンピラの情報が。里見たちも能登に向かうことにした。
そして安浦はさよに話を聞くことに。しかしさよは吉沢は何もしていないと言うばかり。
「あんたが追い詰められてるときに、あいつは黙ってみていられない」
そう言って安浦はさよを守ることを決めた。しかし吉沢の教えていた少年団の背番号1の少年が古田と平尾にさらわれたのだ。さよは吉沢からの連絡を受けたが、吉沢はひとりで臨海公園へ行くと決めていた。が、安浦の提案でさよも同行することに。
そして能登島大橋を渡って臨海公園へ。桟橋で二人は古田と平尾に遭遇。
少年(翔太)が開放され、さよが交換の人質にされた。が、あっさり逮捕された。
安浦はさよに取調べ、事件の概要は以下の通り。
和倉で吉沢に会ったさよは、吉沢にシャブはやめと諭された。しかしさよがあんなことになったのは吉沢のせいだと言う。そしてあの夜、吉沢はさよがシャブを打っているのを見て驚き、さらに高山からシャブの売人であるということを言われて逆上したという。
ところで、ホテルには吉沢の逮捕を知った少年野球チームの人たちも来ていた。安浦は翌日の試合の監督を吉沢に任せようと提案、そして試合は7回裏、さきほど誘拐された翔太がタイムリーを放ちサヨナラ勝ち。
安浦「4番バッターにスクイズさせるとは」
吉沢「今日はひとつもサイン出してません」
う~む、野球に精通した藤田まことらしいセリフ。
ちなみに、西武の試合は中止だった。今では考えられない…というのはさくらでのラスト。
しかし吉沢を演じた花紀京の関西弁は山城新伍とは違った味があるなぁ、と改めて思います。余談ですが、NGK近くの「千とせ」の肉吸いは花紀さんが生みの親だそうです。
また、黒い霧事件も出てきます。野球に絡む不正八百長事件で、与田・池永両投手が追放(池永さんは晴れて名誉回復なりました)されました。これが西鉄ライオンズ、ひいては福岡のライオンズが消えた元凶です。もっとも西武ライオンズも昨年岩手県の高校を巻き込んだ事件を起こし、あわやという様でしたが…