選挙に当選するってことは、
当然、選ばれるから当選するわけだけど、
果たして当選した人全部が
「選ばれて当選した」
とは言えない。
たくさんの候補者がいて、
皆にふさわしいと思われないような人ばかりであっても、
その中の誰かが当選することになる。
言い方を変えると、
最もマシな人が当選してしまう。
それでも当選すると、
「みんなに選ばれた人」
ということになってしまう。
これって勘違いもはなはだしい。
そもそも有権者に選ぶ権利はあるのに、
拒否する権利はなぜ無いのだろう?
当選して欲しい人を一人選ぶ他にも
当選しては困る人も一人選ばせていただきたい。
そしてその分を開票結果から引いてほしいものだ。
100人の有権者と立候補者AさんとBさんが居たとして、
50人がAさん、30人がBさん、残りは無記名投票だったとして、
普通ならAさんが当選。
でもAさん否定派が40人、Bさん否定派が10人だった場合
これらを差し引くと、
Aさん10票、Bさん20票で逆転勝利ってことに・・・
候補者がたくさんいるときには、
これが結構効いてくるかもしれませんよ。
投票で圧勝しても、敵が多いと受からないシステム。
なんか嫌なんだよね。
大きなバックボーンだけで当選できるってことがさ・・・