東京ワンダーサイトなるものがいつ発足したのか知らないが、なんでこのようなものをまた新たに作ってしまったのか驚いている人も少なくないだろう。
東京都がいろいろな「箱物」を作って批判を浴びているのは今に始まった事ではない。
東京ワンダーサイトには行ってはいないので、どういう建物なのかなどいったことに関しては自分は分からない。
しかし、最近報道されているところでは、都知事の四男の出張など公私混同の面があるように指摘されている。
自分は決して共産党を支持する者ではないが、こうした件に関してはこの政党が頑張って調べたり追求したりしてて、たとえばこちらに問題点が主張されている。
こちらをご覧ください
自分にいわせれば、まず館長と副館長が夫婦だということがまず驚きである。
そしてテレビで都知事の四男の作品であるとされるステンドグラスなるものを見たが、はっきり言って特に印象に残るようなものではなかった。
やはり共産党のサイトのこちら
のほうから見ることができます。
どうですかみなさん、それほど偉大な作品に見えますか?
むろん芸術家と言ってもほかに奨学金などをえている人もいるでしょうし、この人だけが話題にならなければならないということでもないでしょうが、客観的な判断基準が見出しにくい現代芸術の世界においてもし有名人の息子が世間に認めてもらおうと思うなら、よほど傑出した作品を残さなければ、「親の七光り」のような批判をされても仕方ないと思うのですが間違いでしょうか。
それと東京ワンダーサイトに関する質問を都議会で共産党がしていたのですが、そのもようの一部が東京MXテレビで中継されていた。
自分は共産党の議員さんの質問の途中から見たのですが、メールなども持ち出して色々質問していたようですが、都知事のこたえは「ブリティッシュカウンシルのえらい人に東京ワンダーサイトがほめられて感謝された」といった曖昧な回答が多かったようです。
そしてそれ以上に驚いたのが、都議会での質疑の内容をダイジェストで首都大学東京とかいう大学の助教授だったかの人が解説していたのですが、その解説があまりにも自民党の質問に対して懇切丁寧に解説し、アナウンサーも一々うなづいていながら、共産党の質問に関してはほとんど解説のようなものはなく質問を大雑把に言って、都知事の回答を繰り返して非常に短く終えてしまったことでした。
東京MXテレビというのはどういうメディアかよく分からないが、これではまるで為政者による為政者のためのテレビという感じさえしました。
都議会のもようを映すのならカット無し、解説やダイジェスト無しでやってほしいです。
質疑の中できいたことですが、どうもこうしたステンドグラスに関しては「公募」ではなかったようですね。
都知事の言い分では公募にしたっていいものは集まらないなどといっていたようです。
そんなこと言ってたら若手の芸術家の発掘にもならないし、自分の息子やそのお友達などを集めて何かやるならどこかギャラリーを借りて自分たちでやったらいいいんじゃないですか?
たしか都知事は都内だけでなく逗子かどこかにもお宅はありましたよね。
かなり大きなお宅だったと思いますから、そこで美術展でもやればそれで充分でしょう。
なにもわざわざ世間から後ろ指刺されるようなことをしなくてもいいと思うんですが、都知事の四男の方はお父さんとは関係ないところで自分の才能を発揮することはできないんでしょうかね。