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首相夫人ブログは批判するほどのものでもないと思うが

2007-01-10 19:27:32 | マスコミ批判

最近安倍首相婦人がブログhttp://akie-abe.jp/をはじめてそこでセレブな生活を披露してはしゃいでるということで批判されているらしい。週刊文春にもそのことが書かれていた。

実はこのことは去年の暮れからさんざん言われていることで、この婦人もテレビの取材も受けたりしていたけれど、セレブな生活をブログに載せているからけしからん、とまでは思わない。

首相夫人がブログに「どこそこのスーパーが安かった」とかそんなこと書くわけないし、人はそれぞれ違っていてあたりまえで、だからブログも面白いとも思えるわけで、自分などはそれほど気にもならない。

そのブログがけしからんと言ってる人たちは首相夫人が自分たちと同じ生活をすべきだと思っているのだろうか。

庶民の苦しみを知れとか、いろいろ言いたいことは納得できないでもないけれど、それは土台無理な話しというものではないだろうか。

むろん生活者の視点にたった政治を首相にしてほしいとは思うけれど、それも期待薄である。

いずれにせよ政治家の私生活と政策をまず切り離して考えることから政治家も国民も始めるべきではないかという風に自分は思う。

今まで庶民的な雰囲気の政治家がこの国の宰相になったことはあって、それなりに国も発展したのだろうけれど、それがどういう結果をもたらしたのかというと、巨額な財政赤字ではなかったか。

昨今、政治家のスキャンダルが後を絶たないが、これはようするにそれほどたいして金持ちでない人たちが無理に政治家になって四苦八苦したあげく失態をさらしているというふうに自分には見える。

政治などは金持ちにやらせればいいのだと自分は思うのだが、金持ちの政治家というのはもうたくさん金はあるから、自分たちの利にかなうことはしなくてすむだろうと思いきや、逆に自分たちの利にかなうことを石原慎太郎のようにあからさまにやっているこことが問題なのであって、それに比べたら首相夫人がセレブな生活をブログに書いているということはこの国がいかに平和かということの証明ではあっても、たいした問題ではないと思う。

いずれにせよ安倍内閣はもう末期的症状といってもいいと自分は思っているのでむしろこの婦人は自分からいわせればかわいそうなものである。

むろん人の同情をしている場合ではないが、自分のように匿名でブログを書いて安い喫茶店で考え事をしたりするのに勝る喜びはないはずだなどと開き直ってみたい気もする今日この頃である。

それにしても最近テレビではよく「ブログ」や「インターネット」という言葉を取り上げるようになった。

以前はこうした言葉もあまりテレビは取り上げたくなさそうにさえ思えたものだが、昨今ではブログの中身なども取り上げられるようになっったのが自分には意外である。

考えようによっては首相夫人たるもの、「ブログ」を始めること自体意外というか庶民の立場に下りてきたようなものであって、そこまですることはなかったのではないかとも思える。

庶民の側から言えば、そんなことをするからいろいろ言われるのであって、もしかしたらそのブログを批判している人からすれば「ブログ」は庶民の専売特許だという意識がどこかにあってそれでしゃくにさわるということがあるのかもしれない。

昔海部総理の奥さんがやたら目立つというので批判されていた。

この首相夫人もこれからますます批判されてゆくのだろうか。

前の前の総理のように総理自身が毎日色々言われるよりかはよほどましだと思うが、少しでもこんなことに人の注意が向くことでこの総理のやっていることから目をそらさせる効果はたしかにあるであろう。

その意味でこのブログを批判するならある程度理解はできるが、自分からすると夫婦というのは所詮他人なのだから、婦人のブログと旦那の政策などを結びつけて束縛することもないのではないか、とも思う。