昨日の共産党の志井委員長の質疑は非常によく分からなかった。
まずレジメのようなものを配っていたようではあったが、それがどのようなものであったかなど自分ははっきりとは分からないが、ここの一番下に載っているもの(がその一つ)だと推測される。
カッコ内は2月15日の0:30の追記です。
こちらをご覧ください
「をもとに作成」と書いてあるから、それそのものではないことがまず問題であって一部省略していることは明らかである。
事前に渡していたものもこれかも知れないがいずれにせよそのもとになった物自体は分からないもののそこにある数字から判断しておそらくこここにあるFigure2ではないかと思われる。
lこちらをご覧ください
自分はこうした統計というものに詳しくはないどころかあまり信用してもいないがこの統計自体がまず分かりにくい。
ちなみにFigure3はほとんど分からない。
さてその上で非常に気になるのは、ようするに昨日も指摘したようにやはり共産党はそこに書かれている全ての国を取り上げていたのではなかったようだということが一つ。
もっともそのもとになるものもそれほど多くの国を取り上げているわけではないからいいのだ、と言われればそれまでであるが、まずこの統計がどういうものであるのかもう少し考えてみると、それぞれの国に対して三つ指標ともいうべきものが示されている。
1子供がいる家族
2働いていない結婚していない親
3働いている結婚していない親
というわけで、まずここで共産党が取り上げているのは3のみだということが分かる。
もちろんもとになるものがこれとは限らないから、確かなことは分からないが、どう考えたって3のみを調べて論じるレポートというのは不自然だと思いませんか。
それとこのレポート全体の趣旨をまず自分の英文読解でかってまとめさせていただければ、貧困というのは公的扶助では根本的な解決にはならないので就労支援が大事であるということを言っているようですね。
つまり、このレポートが言いたいのは2よりも3のほうが貧困の度合いが少ないということを示したいがためにこういう棒グラフをつくったらしい。
共産党は何を見て作成したのか知らないがそういうことは全く触れていないね。
しかしこのレポートの中で自分がみた限り日本は全く言及されていないんだよね。
なぜかと言えば、日本に関して言えば、2よりも3のほうが貧困の度合いが高くなっちゃってるからね。
もちろん賃金が低いということは考えるべきである。
何の賃金かと言うと、おもに「非正規雇用」ということでしょうが、これは麻生さんが誰かから聞かれて「なんていうんでしょう」とか「そういうのは英語にはない」とか言っていたけれど、partーtimeとかpart-yearとかではないですかね。
すいません違った、正規雇用というのを聞かれたのか。
fulltime を使って何かいうのでしょうね。
話をもとにもどしますが、日本においてなぜ2よりも3の方が貧困の度合いが増えるのかと言えばこれはもしかしてたとえばですけれども離婚してシングル・マザーになった女性が生活保護を受けずにパートで働いた場合に生活保護の額だけもらえないのでそういう人のほうが貧困の度合いが高くなるというケースも考えられるということではないでしょうか。
こういうことは自分は全く詳しくないので確かなことは分かりませんが、この統計から見え隠れするのはようするにそういうことでしょう。
働いてないのに働いてる人より貧困でない、というのはそれとかたとえば失業保険をもらっているほうが、パートで働き出すより収入が高いとかそういうことなどもあるかもしれないけれど、要するにとにもかくにも公的扶助が高いということを意味しているのではないでしょうか。
つまり共産党は最低賃金の話をしていたようだけれども、それを国家が介入するというのは共産党の意見としては納得はできるけれどもとにもかくにもそういうことをいうのであればシングルマザーにおける生活保護などの需給率の国際比較とかそうしたものも統計として出さないと議論にならないでしょう。
それと柳澤発言をドイツの新聞が批判していたとかいろいろ言ってますが、ドイツは少子化にかなり前から悩まされていて高学歴社会であることなどもあってかなりな労働力不足に悩まされてトルコなどからかなりな移民を受け入れてる国ですよね。
ですから柳澤発言を批判するのはいいけれども、ではどうやって、日本は少子化問題を克服してゆくのかという手段なり対策を示さずにただけしからん、けしからん、けしからんといってもどうしようもないでしょう。
要するに共産党はこの国はまともではないとかいろいろ言っていますが、富の再分配がうまく行っていなくて子供がいる世帯が苦労しているといっていますが、それはどう考えたっておかしいのではないでしょか。
外国と比べるまでもなく独身の人とお子さんがいる人とどっちが税金余計に取られてますか?
どっちが公的サービスをよりうけていますか?
独身の人は子供がいる人だと税金をとられない収入でも税金をがっぽりとられ、しかも子供がいる方は義務教育はただ。
夜遅くまで学校のグラウンドも灯りがつけっぱなしでサッカーとかやってますよ。
独身の人は年とったらよぉおおっぽど国に面倒見てもらわなければ割りにあわない、と思う人もいるのではないですか?
富の再分配はようするに行なわれていますよ。
修学旅行にいけない生徒さんの話をしていましたがね、修学旅行に関して生徒自身の積立金だけでやっているのかどうかとかそういうことも説明してくれないとわからないです。
ちなみにこういうことを調べたいと思って日本修学旅行協会のサイト(こちらですね)などを見てみましたが、海外の修学旅行をしているのが私立か公立かで分けて統計とってほしいなどいろいろ希望はあるのですが、はっきり言ってよく分からないですね。
ちなみにこの団体もいわゆる特殊法人なのかもしれませんが、収支予算書などを見ても極めて大雑把な数字がいくつかあるだけでしたから、税金からお金が入ってるかなど全く分かりません。
とにかくよく分かりませんが、修学旅行に関してはできるだけ安くで済むようにすればいいということではないでしょうかね。
とにかくこんな無意味な質疑をしているというかはっきり言って自分たちの都合の言いような数字だけ持ち出して質問というか詰問してしかもまともに反論できない大臣たちを見ていると本当に日本は無駄なことに金を使っているな、と思わずにはいられません。
とにかく国会中継はもういいです。
共産党も志井委員長の国会質疑の模様のビデオ流してますけど、NHKは許したということすね。
自分がいいと言ってもこういう場合によそから許可がでない場合もなきにしもあらずかもしれませんが、自民党は文句は言わないのでしょうかね。
なんでこういうことをいうかと言うと志井委員長の質問がどうしようもないと思うだけでなくてその後ろで某自民党の代議士さんと思しき人が寝てるあるいは眠そうにしている、もしくは眠そうにしているように見えるんですよ。
追記:すいません、寝てはいないようでした。
睡魔と闘っているようには見えますが。。。
あまりおもくなかったですが、見るとき気分は重くなるかもしれません
↑の右下のムービーを見てください。
時間の無駄と感じる人も多いかもしれませんが、自分は見ました。
確認のためまた見るようなことは勘弁してください。
といいつつまた見てはいますが。。。
その睡魔と闘っているように見える人にとってはたまらんでしょう。
自分もたまりません。
とにかく国会議員は何もしない方がよっぽどいいです。
かえって頭にきます。
というか寝ててくれた方がいいですね。
おかしな質問するよりは。