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共産党はOECDのの統計を意図的に部分的に利用して日本は貧困だと言っているのではないか

2007-02-14 23:58:06 | マスコミ批判

昨日の共産党の志井委員長の質疑は非常によく分からなかった。

まずレジメのようなものを配っていたようではあったが、それがどのようなものであったかなど自分ははっきりとは分からないが、ここの一番下に載っているもの(がその一つ)だと推測される。

カッコ内は2月15日の0:30の追記です。


こちらをご覧ください



「をもとに作成」と書いてあるから、それそのものではないことがまず問題であって一部省略していることは明らかである。

事前に渡していたものもこれかも知れないがいずれにせよそのもとになった物自体は分からないもののそこにある数字から判断しておそらくこここにあるFigure2ではないかと思われる。

lこちらをご覧ください

自分はこうした統計というものに詳しくはないどころかあまり信用してもいないがこの統計自体がまず分かりにくい。

ちなみにFigure3はほとんど分からない。

さてその上で非常に気になるのは、ようするに昨日も指摘したようにやはり共産党はそこに書かれている全ての国を取り上げていたのではなかったようだということが一つ。

もっともそのもとになるものもそれほど多くの国を取り上げているわけではないからいいのだ、と言われればそれまでであるが、まずこの統計がどういうものであるのかもう少し考えてみると、それぞれの国に対して三つ指標ともいうべきものが示されている。

1子供がいる家族

2働いていない結婚していない親

3働いている結婚していない親

というわけで、まずここで共産党が取り上げているのは3のみだということが分かる。

もちろんもとになるものがこれとは限らないから、確かなことは分からないが、どう考えたって3のみを調べて論じるレポートというのは不自然だと思いませんか。

それとこのレポート全体の趣旨をまず自分の英文読解でかってまとめさせていただければ、貧困というのは公的扶助では根本的な解決にはならないので就労支援が大事であるということを言っているようですね。

つまり、このレポートが言いたいのは2よりも3のほうが貧困の度合いが少ないということを示したいがためにこういう棒グラフをつくったらしい。

共産党は何を見て作成したのか知らないがそういうことは全く触れていないね。

しかしこのレポートの中で自分がみた限り日本は全く言及されていないんだよね。

なぜかと言えば、日本に関して言えば、2よりも3のほうが貧困の度合いが高くなっちゃってるからね。

もちろん賃金が低いということは考えるべきである。

何の賃金かと言うと、おもに「非正規雇用」ということでしょうが、これは麻生さんが誰かから聞かれて「なんていうんでしょう」とか「そういうのは英語にはない」とか言っていたけれど、partーtimeとかpart-yearとかではないですかね。


すいません違った、正規雇用というのを聞かれたのか。

fulltime を使って何かいうのでしょうね。

話をもとにもどしますが、日本においてなぜ2よりも3の方が貧困の度合いが増えるのかと言えばこれはもしかしてたとえばですけれども離婚してシングル・マザーになった女性が生活保護を受けずにパートで働いた場合に生活保護の額だけもらえないのでそういう人のほうが貧困の度合いが高くなるというケースも考えられるということではないでしょうか。

こういうことは自分は全く詳しくないので確かなことは分かりませんが、この統計から見え隠れするのはようするにそういうことでしょう。

働いてないのに働いてる人より貧困でない、というのはそれとかたとえば失業保険をもらっているほうが、パートで働き出すより収入が高いとかそういうことなどもあるかもしれないけれど、要するにとにもかくにも公的扶助が高いということを意味しているのではないでしょうか。

つまり共産党は最低賃金の話をしていたようだけれども、それを国家が介入するというのは共産党の意見としては納得はできるけれどもとにもかくにもそういうことをいうのであればシングルマザーにおける生活保護などの需給率の国際比較とかそうしたものも統計として出さないと議論にならないでしょう。

それと柳澤発言をドイツの新聞が批判していたとかいろいろ言ってますが、ドイツは少子化にかなり前から悩まされていて高学歴社会であることなどもあってかなりな労働力不足に悩まされてトルコなどからかなりな移民を受け入れてる国ですよね。

ですから柳澤発言を批判するのはいいけれども、ではどうやって、日本は少子化問題を克服してゆくのかという手段なり対策を示さずにただけしからん、けしからん、けしからんといってもどうしようもないでしょう。


要するに共産党はこの国はまともではないとかいろいろ言っていますが、富の再分配がうまく行っていなくて子供がいる世帯が苦労しているといっていますが、それはどう考えたっておかしいのではないでしょか。


外国と比べるまでもなく独身の人とお子さんがいる人とどっちが税金余計に取られてますか?

どっちが公的サービスをよりうけていますか?

独身の人は子供がいる人だと税金をとられない収入でも税金をがっぽりとられ、しかも子供がいる方は義務教育はただ。


夜遅くまで学校のグラウンドも灯りがつけっぱなしでサッカーとかやってますよ。

独身の人は年とったらよぉおおっぽど国に面倒見てもらわなければ割りにあわない、と思う人もいるのではないですか?


富の再分配はようするに行なわれていますよ。

修学旅行にいけない生徒さんの話をしていましたがね、修学旅行に関して生徒自身の積立金だけでやっているのかどうかとかそういうことも説明してくれないとわからないです。

ちなみにこういうことを調べたいと思って日本修学旅行協会のサイト(こちらですね)などを見てみましたが、海外の修学旅行をしているのが私立か公立かで分けて統計とってほしいなどいろいろ希望はあるのですが、はっきり言ってよく分からないですね。

ちなみにこの団体もいわゆる特殊法人なのかもしれませんが、収支予算書などを見ても極めて大雑把な数字がいくつかあるだけでしたから、税金からお金が入ってるかなど全く分かりません。

とにかくよく分かりませんが、修学旅行に関してはできるだけ安くで済むようにすればいいということではないでしょうかね。


とにかくこんな無意味な質疑をしているというかはっきり言って自分たちの都合の言いような数字だけ持ち出して質問というか詰問してしかもまともに反論できない大臣たちを見ていると本当に日本は無駄なことに金を使っているな、と思わずにはいられません。


とにかく国会中継はもういいです。

共産党も志井委員長の国会質疑の模様のビデオ流してますけど、NHKは許したということすね。

自分がいいと言ってもこういう場合によそから許可がでない場合もなきにしもあらずかもしれませんが、自民党は文句は言わないのでしょうかね。

なんでこういうことをいうかと言うと志井委員長の質問がどうしようもないと思うだけでなくてその後ろで某自民党の代議士さんと思しき人が寝てるあるいは眠そうにしている、もしくは眠そうにしているように見えるんですよ。


追記:すいません、寝てはいないようでした。

睡魔と闘っているようには見えますが。。。



あまりおもくなかったですが、見るとき気分は重くなるかもしれません
↑の右下のムービーを見てください。

時間の無駄と感じる人も多いかもしれませんが、自分は見ました。

確認のためまた見るようなことは勘弁してください。

といいつつまた見てはいますが。。。


その睡魔と闘っているように見える人にとってはたまらんでしょう。

自分もたまりません。


とにかく国会議員は何もしない方がよっぽどいいです。

かえって頭にきます。


というか寝ててくれた方がいいですね。

おかしな質問するよりは。



共産党志委員長の国会質疑で賃金の安過ぎる職場を具体的に言ってしまったけどいいのか?

2007-02-14 01:20:10 | マスコミ批判

今日の国会の審議の模様の一部を見たが、特に民主党の質疑は全くつまらないものであった。

しかしここhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070212-00000003-san-polに書いてあることだと今日質問した人たちは皆さん民主党の「最強バッター」だとか。。。

「最強バッター」がいるということは「最弱バッター」もいるということですか。

それは誰ですか?

まさか鳩山さん自身とか。。。

ほかの人が最弱バッターじゃ失礼だし。。。


自分に言わせればこの発言もこれまた問題発言ですよ。

誰かをほめればそれ以外の人には心外なこともあると自分は分かっていますからあまり言いませんが、何が問題かというとたとえば岡田さんとか前原さんといった人たちがいつまでも本当に「最強バッター」じゃ困るわけですよ。

ようするにもうこの人たちが最強バッターでは困るということが分かってないところが民主党の危機感のなさの表れなわけで、はっきり言って解党的出直しとか言っていて何にも変わっちゃいないじゃないですか、とさえ言いたいですよ。

たとえば前原さんはなんだか六カ国協議で日本は拉致問題にこだわるべきではないと言いたかったんですかね。


北朝鮮が暴発したら一番脅威なのは日本にとってであるとか言ってましたが、それはあたりまえじゃないですか。

というより実際六カ国協議で今まで日本は拉致問題にこだわってきましたか?

こだわってないでしょう。

つまり、最強バッターの一人である前原さんは日本が六カ国協議において今までとり続けている姿勢をそのままそれでいいといっただけじゃないですか。

これでどうして質問できるのか本当にどうしようもないですよ。

高坂先生の教え子ってそんな程度なんですかね。

驚きましたよ。


ちなみに北朝鮮の崩壊を恐れて交渉すべきではないということはたとえば佐藤優さんとか講演などで述べているようですから、少しはそういうのでも読んでくださいな。


それと他にもいろいろ言いたいコトはあるわけだけど共産党の志井さんは子供の貧しい度合いを測った物を持ち出して諸外国と比べて日本が貧乏だって、そりゃアメリカとかそういう西側先進国と比べたってしょうがないでしょう。

柳澤さんはそれは2000年の数字だとかいろいろ言っていたけども、それより何よりアジアの中でどうかということをなぜ言わないのですかね。

アジア外交重視とかいろんなことを普段は言ってませんでしたっけか。

何もアメリカとかと比べて張り合ってもしょうがないでしょう。


それと格差問題に関して賃金のことばっかり言ってますがね。

賃金上げたら物価に跳ね返ってこないかどうかとかそういうことも論ずるべきではないんですかね。

自分の感覚としては住宅などは高いけれど、食料品や衣料などはそこそこに安いと思うのですが、それはまさに企業が非正規雇用で安い労働賃金でやってるから実現していることだと思うわけです。

もし賃金を上げても、物価が上がったらもともこもないわけでしょう。

ですから低賃金がけしからんというならそのぶん低賃金で働いている方に対するお礼を毎度毎度いうべきではないのかと思うのですが違いますかね。


何でこんなことをいうかと言うと志井さんの質問の中で賃金が安い例としてかなり具体的に大阪のある職業に言及していましたが、そんなことテレビ中継も入ってるところで言ったら失礼じゃないですかね。

子供とかがそういう情報得たらその地域で父親がその職業についてるお子さんはいじめられるかもしれませんよ。

そういうことはもし問題にするのなら当涯地域の労働基準監督所とかそういうところに指導させればいいでしょう。

テレビに映るからというので最強バッターを出すというのもおかしな話だけれでも、やっぱりそれなりに配慮すべきこともあるのではないか知らん。


それとね、シングルマザーがお子さんにたくさん食べされることができないとかいろいろおっしゃるけれども、学校の給食費とか払ってない親御さんとかすごくたくさんいるわけじゃないですか。

そういうことはどう思うんですか。

つまり払えないということでしょうけど、そういう人のお子さんに対しても政府は一日三食のうちの一食は全く無条件で出しているわけですよ。


そういうことに一切触れずに質問するのはおかしいし、政府側も全く触れないのはどうかしてるというよりこんな国会質疑意味ないですよ。


書記をやとって速記をさせる意味ないというか、あの委員会室の電気代がもったいない。

国会の委員会なんかやめて官僚が作った予算案をそのまんま通せばいいでしょう。

亀井さんも単に演説してるだけだったですね。


強いバッターではあるけれども。


きっと国民新党では最強でしょうね。


この人のお兄さんは、柳澤発言で不信任決議案出そうとしているらしいですね。

とにかくはやく解散してほしいです。


といっても参議院には郷ひろみが自民党から打診されたというし、もうどうしようもないですね。


そういう発想がまず分からない。

とにもかくにも自民党も安倍さんもいかにも金持ちケンカせずという雰囲気なのが納得できない。


野党が怒るからといって遠慮しているのかもしれないが、これではしょぼくれた老人たちが虐待されている場面をテレビ中継しているみたいで見ている方は気分が悪い。