Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

スペシャルディスコ

2013-05-22 18:51:59 | 学校関係
今日は息子の小学校のPhoto Day。こちらの学校では、毎年、Photo Dayに、クラス写真を撮影し、個人で購入希望する場合、個人や兄弟での写真撮影や、家族撮影が出来る学校もある。クラス写真の撮影のため、今日は全員、フルサマーユニフォーム着用との通達。めっきり寒くなった今朝の気温は11度だと言うのに。。。(涙)

しかし、息子の場合、今日はそれさえ終えれば、楽しいディスコへ!本当は、学校のDiscoは今週の金曜夜なのだけど、夜遅くまで体力が持たない子どもや、暗がりが難しい子や、色々な点からか、スペシャルニーズの子ども達だけで、楽しめるディスコをオーガナイズしてくれたらしい。水泳大会と同様に、他校のサポートユニットと一緒になるらしく、学校から会場(我が家の直ぐ傍のボートクラブを借りて!)への送り迎えもロータリークラブのご好意で無料。会場内での飲み物、食べ物も用意してくれるらしく、本日は手ぶらでOKとのこと。素晴らしいーーー!

Mainstreamに進学すると、全く別の良い点、悪い点が沢山あるだろうけど、我が家はSupport Unitに進学して本当に良かったと思っている。何より、本人が毎日帰宅すると、「ごはん、なーい!(ご飯全部食べた)ピー、なーい!(チッピー全部食べた)」とお弁当やおやつを全部食べてきたよ~、と笑顔で報告してくれる姿がなんとも微笑ましくて、毎日、それだけで胸が一杯。「ちゃんとお勉強してきた?」と聞くと、「たー!(してきた。)」と本当か嘘か分からない返事もしてくれるけど。(笑)

Preschoolの時は、Termごとの休み明けはいつもPreschoolに行くのを嫌がっていたのに、このTermが始まって、危惧していたイヤイヤモードは全くと言っていいほど無かった。憶測でしかないけど、Preschoolとは言え、年長になってくると随分、Academicになってるし、運動なんかでも皆と同じように出来ない事が多くて、息子は悔しい思いもしていたのかもしれない。今は、出来る事をやっただけ、ちゃんと評価してくれる環境で、自分よりできる人ばかりの環境で常にストレスを感じることもないのかなぁ。。。

娘の小学校に、実は1人だけダウン症の男の子がいる。娘の一つ下で、Preschoolも一緒だったので、昔はずっと同じパスを通って行けば良い、と思っていた。でも、娘からたまに聞いていた、学校での彼の環境。当たり前だけど、普通の子ども達と同じようにある程度やらなきゃいけないから、先生にかなり怒られたりもするらしい。サポートユニットでは、その子だけにあわせたカリキュラムで進んでくれる。でも、Mainstreamでは、勿論そんな事も出来ない。常に上を見て、頑張り続けられる子どもだったら、ドンドンできるようになるだろう。でも、何をやっても一番にはなれない、それどころか殆どの事で一番下では、自信を失って、なかなか難しいものがある。

Year6を終える頃、我が家はサポートユニットを選んで本当に良かった、と言えるのかどうかはまだ分からない。でも、そう思えるように、ゆっくり頑張っていきたいな。

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