Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

入院生活

2007-06-24 15:38:52 | 家族
退院直後は振り返る余裕もなかったので、この辺りで覚書に。
今回、息子が入院した理由は、半分pneumonia(肺炎)の疑い、半分bronchiolitis(細気管支炎)の疑い、というもの。前回の通院時には、bronchitis(気管支炎)だろう、との事だったのに、微妙に違う“bronchiolitis”。

分かりやすく噛み砕いた言い方をすると、bronchitisは気管支、bronchiolitisは肺の中の炎症らしい。レントゲンを撮った際、たまたま肺に影があったので、半分pneumoniaの疑いも消えなかったのだけど、症状的に先生方はbronchiolitisの線で治療を進めていた。基本的には、酸素マスクでの酸素の補充。点滴での水分補充をしながら、パナドールで熱を下げて様子を見守るしかない様子。こんなんだったら、家で看病しても同じ状況だなぁ、とちらっと思ったものの、やはりプロに囲まれていた方が何かあった時には息子の為に良いハズ。病院嫌いの私だけど、ぐっと堪えることに。

しかし、病室の夜は寒い、煩い、眠れない、の3拍子。
翌朝、旦那が交代してくれたので、短時間帰宅し、私が真っ先にしたのはシャワー!とにかく暖まらないと、寒くて、寒くて。そして、次にしたのは食事の支度!我が家は知る人ぞ知る、母が料理を全くしないので、入院中も食事の支度をセッセとする羽目に。あっという間に時間が過ぎ、身の回りの物プラス、シュラフを掴み再び病院へ戻るのであった。

授乳中の場合、付き添い入院の母親の食事も出るのだが、2日目はなぜか見事に忘れ去られてしまい、お腹がすいた~~~と思っていたところ、エイリアンちゃんがおにぎり、肉じゃが、暖かいお茶など等のありがた~~~~い差し入れを持ってお見舞いにきてくれた♪有難う~~~~!!!その後も仕事の帰りに、テイクアウェイで巻き寿司を買ってきてくれたり、、、本当に有難い、心の友よーーーー!!

入院も3日目の朝、ようやく鼻の穴から管を入れ、細菌のチェックをする事に。これで菌が見付かれば、間違いなくbronchiolitisだと言われたのだけど、ここでまたなぜか見付からず……。しょうがないので、肺炎の疑いに変更して、抗生物質の投与が始まった。それまでパナドールでも切れるとすぐに熱が上がっていたのが、抗生物質を投与してすぐ、熱が下がり始めた。ドクターはあまりの効き目の早さに、やっぱりbronchiolitisでたまたま抗生物質がタイミングよく効いたけど、元々熱のピークを過ぎて下がってくるところだったと言っていた。

何はともあれ、約1週間振りに熱のない息子の元気な姿を見て、嬉しいこと限りない。健康ってこんなに素晴らしいんだなぁ、、、、と再度認識した。抗生物質でメキメキ元気を取り戻し、4日目には私の体力が限界に来ていたので、もう一晩勧められたのを振り切って無理やり退院させてもらう事に。今思うと、本当はもう一晩いた方が良かったのだけど、、、ね。息子の右足には入院中つけていたモニターのせいで、低温火傷があちこちにあり、反対の足には、何度も血管を捜して刺された跡や、点滴の跡が。もう二度と入院する事なく大きくなれますように・・・



そうそう、入院中ビックリした事が数点。
1)高熱になると本当に洋服を脱がす
2)8ヶ月の離乳食メニューが形状は違うけど、大人と同じメニュー

高熱が出ると冷水シャワー、とか洋服を脱がす、とは聞いていたけど、39度の息子の洋服を脱がし、ランニング1枚にするのはかなり勇気が必要だった。。。日本人としては、やっぱり熱があると寒気がするから、暖かくしたくなるよねぇ???
離乳食も一体どんなメニューなんだろう、とドキドキしていたら、母子で出てくるのが同じ!実際出たメニューで説明すると、テリヤキチキンとか、ビーフメダリオンのグレービーがけ等。チキンやビーフは確かに食べやすいようにミンチにされてるんだけど、でも、、、味は大人用と全く同じ!!濃すぎでしょう~。こんなもの食べたてら、もう絶対、日本のおかゆの離乳食なんて食べてくれないよねぇ。。。

コメント    この記事についてブログを書く
« 本日帰宅! | トップ | 一進一退 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家族」カテゴリの最新記事