オーストラリアの高校は、通常だと9月に卒業なのだけど、今年はコロナでロックダウン中だった為、卒業は時期未定の延期。しかも、本来だったら卒業後の10月から始まるHSCという統一テストも11月に遅らされ、高校の卒業は各学校の判断で決められた為、娘のところはHSC最終日の今日、試験が終わった午後2時から開始。
直前までコロナ規制もあり、オミクロンの変異株の不安も出始め、ライブ中継のみの可能性もあったけど、なんとか学校側の努力で、会場に入るギリギリの人数まで、保護者を2名ずつ招待してくれた。お世話になった先生方、娘達、生徒の立場からすれば晴れ姿を一緒に祝って欲しかった先生方には、教室でライブ中継で我慢して頂くという苦渋の選択だったけど、最後まで生徒達を大事にしてくれる、本当に良い学校だと痛感。
校長先生から銀メダル受賞
卒業式とは言え、仰々しい式ではなく、HSC直後の為、リハーサルもなく、いきなりぶっつけ本番。いつもならどのタイミングで出るとか、だいたい前もって分かっているのに、今回は全く聞いていなかったため、2時間の式の最初の13分程で、予期しないシルバーメダル授与で壇上に登り、あっという間に終わってしまった。
卒業証書と記念のキーホルダー受領
一瞬前を向いて、次の瞬間には退場
一番前の保護者席から撮った写真
特別な賞とメダル受賞者のみ先に呼ばれ、その後、名字のアルファベット順でいくつかのグループに分かれ、卒業証書を授与。グループごとの合間には、卒業生のうちからSpotifyで既に活躍しているミュージシャンの弾き語りビデオを紹介したり、学年トップで生徒会長だったマルチタレントな生徒のピアノが披露されたり、子役ミュージカルスターとして既に活躍中の生徒の歌の披露がされたり。中1から高3まで6年間のハイスクールライフの色んな写真を集められた4分程のプレゼンテーションは、生徒2人で編集したらしいが、とてもよく作られていた。最後に中1と高3のスクールフォトが一人ずつ、スクリーンに映し出され、最後の出席を取って閉会。合間合間に、学年主任の先生がポロっと涙を流しながら、話してくれる内容につられ泣きする、本当に良い式だった。
娘のベストフレンド撮影
娘の友人たちと
6年間、通い慣れた思い出多いハイスクール。
本当にお世話になりました!
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