原爆の日の昨日、先日NHKで放送されたドラマ『かたりべさん』を見ました。
あの日、広島に何が起こったのかを後世に伝え続けるために、自身の原爆体験を修学旅行生や観光客に語る『かたりべさん』。
終戦から69年が経ち、そのかたりべさんもかなりの高齢になっています。
このままではいずれ被爆体験を語り継ぐことができなくなるということで、広島市では2年前に「被爆体験継承者養成事業」が始まったそうです。
熱風で焼けただれた人々、目の前で亡くなる家族や友人、そんな恐ろしい体験を語ることは大変な勇気がいったことと思います。
さらに、彼らが「自分だけ生き残ってしまった」という罪悪感にさいなまれながら生きてきたということも知り、とても切なくなりました。
ドラマでは俳優陣が講話を行いますが、涙なしには聞くことができませんでした。
主人公はその継承者養成に参加した被爆3世という21歳の女学生です。
彼女は、実際に体験したわけでもないのに、証言者の言葉を代弁する資格があるのか、人々にちゃんと伝えられるのか、悩み続けます。
その彼女が講話の最後に、自身の思いを述べます。
なぜ戦争が起きてしまうのか。
他国を脅威に感じ、「やられる前にやってしまえ」という発想が、いつの間にか戦争へと発展してしまうのではないか、と語っていました。
私もその通りだな、と思いました。
被爆体験者は体験者の、継承者は継承者の、そして私は私に「できること」で、いつまでも平和な日本でいられるように努めたいと思います。
あの日、広島に何が起こったのかを後世に伝え続けるために、自身の原爆体験を修学旅行生や観光客に語る『かたりべさん』。
終戦から69年が経ち、そのかたりべさんもかなりの高齢になっています。
このままではいずれ被爆体験を語り継ぐことができなくなるということで、広島市では2年前に「被爆体験継承者養成事業」が始まったそうです。
熱風で焼けただれた人々、目の前で亡くなる家族や友人、そんな恐ろしい体験を語ることは大変な勇気がいったことと思います。
さらに、彼らが「自分だけ生き残ってしまった」という罪悪感にさいなまれながら生きてきたということも知り、とても切なくなりました。
ドラマでは俳優陣が講話を行いますが、涙なしには聞くことができませんでした。
主人公はその継承者養成に参加した被爆3世という21歳の女学生です。
彼女は、実際に体験したわけでもないのに、証言者の言葉を代弁する資格があるのか、人々にちゃんと伝えられるのか、悩み続けます。
その彼女が講話の最後に、自身の思いを述べます。
なぜ戦争が起きてしまうのか。
他国を脅威に感じ、「やられる前にやってしまえ」という発想が、いつの間にか戦争へと発展してしまうのではないか、と語っていました。
私もその通りだな、と思いました。
被爆体験者は体験者の、継承者は継承者の、そして私は私に「できること」で、いつまでも平和な日本でいられるように努めたいと思います。
広島の被爆者の方たちは本当に気の毒です。
引き金となったのは小さな事件かも知れません。
それを機に皆が同じ復讐心を持って集まり、力が増幅するのですよね。
平和を維持するためには、人は常に冷静に行動しなければなりません。