シネスイッチ銀座での単館上映が始まってすでに2ヶ月。異例のことなのだそうです。
今では全国70ヶ所以上で上映されているとのことでした。
4月にテレビでチョロっと紹介しているのを見ましたが、そのままスルーして、昨日の朝のテレビで、クチコミで人気になり立ち見が出ていると知りました。
何でも、映画館では、涙をぬぐい、鼻をかむためのティッシュを箱ごと貸し出しているというのです。
そんなにいい映画なら・・・と、ダミ子姉さん、デビ子とともに、新宿の映画館に行きました。
http://bitters.co.jp/choco/introduction.html
ストーリーは公式ページに書いてある通りですが、何とも切ない切ない映画でした。
もちろん、彼らのマルコに対する愛情の深さにはとても感動しましたが。
実話をもとに書かれた脚本ということで、ラストは実話とは違うのかもしれませんが、心に残ったのは無力感、です。
そういう時代だったのです。
ふと、記者会見で“I was gay”と言った彼を思い出しました。
ゲイというだけで、記者会見なんて今はしないでしょう。
そういう時代だったのですね。
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世の中にそのような悲しい運命の人がいるなら、何に救いを求めたらいいのでしょう!ささやかな愛でさえひきさかれるのなら。
その時代時代に受け入れられない人々がいます。
純粋で深い愛情があっても勝てなかった。
差別と偏見は社会のイジメに他なりません。それに気づいて、人と社会が変わっていくしかないのですよね。
私もそのような人間にならないように気をつけようと思います。
とても良い映画です。テレビで放送されたらぜひご覧ください。