それは、冬坊4歳7ヶ月の、とある夕暮れ時。
珍しく夏坊(2歳0ヶ月)がひとりで本を見ているので、冬坊と母、ふたりで楽しく遊ぶ。
おだやかな夕方。ところが・・・。
①
冬坊、突然本が気になったらしく、夏坊からぶんどる。そして、頑として返さない。
今まで母にくっついていたのに、なぜ急に?
夏坊の泣き声と、母の説得のち叱責の声。おだやかな夕方は一転、殺伐とした夕方に。
②
冬坊、今度はマジックで、本やら自分の足やらにベシベシ落書き。
怒った母がマジックを取り上げると、号泣。
③
泣きながら、抱っこを迫る冬坊。しかし母は膝を痛めて、通院中だった。
湿布した足を見せつつ、今日は抱っこはできないと説明するも、聞く耳持たず。
④
あまりにヒステリックに泣くので、思わずギュッと抱きしめて、落ち着いてくれるように語りかけ。
今日はお昼寝していないから、こんなに泣くのかも。早くおふろに入れて寝かせよう・・・。
⑤
やっと落ち着いたので入浴させようとしたら、入浴拒否。
歩けないとごねるため、仕方なく抱っこでおふろ場へ。
おふろマットを敷いたとたん、マットを元に戻せと言って号泣。理由不明。
⑥
母、冬坊を泣きやませるものの、ほとほと嫌になる。
子どもの入浴はあきらめて、自分がトイレへ。
すると冬坊、外から鍵をかけて母を閉じ込め、今度は大笑い(このころは夏坊の侵入防止のため、外鍵をつけていた)。
⑦
母も対抗する気になり、中から鍵をかけて、籠城。
冬坊が謝るまで、絶対出ていくもんか。
最初は笑っていた冬坊もだんだん不安になり始め、最終的には大号泣。
ちなみに、この騒ぎの最中に夫が帰宅。さぞやあきれたことでしょう。
⑧
パパと入浴し、ごはんも食べてやっと機嫌を直した冬坊。
お気に入りのトーマスDVDを見ながら、夏坊と一緒に歌っている。
かわいいので、思わずビデオに撮る母。
⑨
パパに連れられて、2階の寝室に行く冬坊。
疲れる1日だったね~。さっさと寝るんだよ~。
と思ったら、20分後に泣きながら再登場。歯磨き拒否で(寝室で磨いている)逃げてきたらしい。
⑩
寝る前のトイレも拒否。結局またも母の怒りを買い、涙々でお布団へ。
そして、ばったり就寝。早く寝かせるつもりが、夜の10時を回ってしまった。
⑪
案の定、12時ごろに少しおもらし。パンツを脱がせて、お尻の下に敷いていたバスタオルを代えていた時・・・
ジャ~ッ。大放水にて、大変な一日が終わりました・・・。
2年たった今になって思うこと
外鍵は、子どもの手が届かない高い位置につけましょう(まずはそれ!?)。
あとは・・・マジックの落書きと本をとったことを、いっしょくたにして怒った記憶がありますが、あんまりよろしくないですよね。
パニックの子どもに膝が痛いとか説明して、わかってもらえなくても、無理ないかなあ。
とにかく言えるのは、夕方子どもとバトルするのはやめましょう!ってこと。
ましてトイレにこもるのは、やめましょう。
昼間なら、子どもとも仲直りする暇がありますが、夕方だと寝るまでひきずってしまう。
お互いつらいし、ぐったり疲れちゃいますよね 。
一日くらいおふろに入らなくたって、歯磨きしなくたって大丈夫。
機嫌よく寝ることを最優先にするべきだよね、って、今なら思えるんですが。
まあ、あの頃は私も若かったしね・・・(今よりは・笑)
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