食事中に子どもを追いつめてしまい、反省して以来。
食べているときは極力楽しい気分でいられるよう、心がけるようになりました。
もちろんそんなこと、常識として知ってはいたけど、やっぱり実行できてなかったんですよね・・・。
とはいえ、小学生になった今はさすがに、あまりにお行儀が悪いと叱ってしまうこともありますが。
怒ることと躾けることは、当然、別物。
でも、その兼ね合いというか、境目が難しい。
そこのところがちゃんと子どもにも伝わるように、躾けられればいいんですけどね・・・。
子どもを怒る時って、相手が大人の時と変わらないほど腹が立ったりしませんか?
っていうか、場合によっては大人以上に頭に来たりして。
自分が優位に立っているという意識のせいだと思いますが、これがまあ、あきれるくらい腹が立つ。
先日、3,4歳のころの写真を久々に見返してみて、びっくりしました。
わ! かっわいい(親バカ発言)。
こんなにちっちゃくてかわいかったのか・・・(こ、子育て中のママさんならわかりますよね、この感じ)
こんなのを相手にして、何を本気で怒っていたんだか。
いったい何が不満だったのよ、私?
今現在のことも、あとで見返してみれば、同じように思えるんだろうなあ・・・。
リアルタイムで気づけばいいのにね。
でも、怒ってしばらくたってから、相手の幼さに気がつくことは、今も時々。
たとえば泣き寝入りした夜の枕元。お気に入りの線路のおもちゃが広げっぱなしになっているのを、見た時とか。
くまちゃんの模様のついたパンツをはいていることに、気づいた時とか。
手や足にいっぱいついた、マジックの跡。紙に書いているはずなのに、なんで手足にまでこんなにつくのかと思った時とか。
まだ小さい子どもなんだ。
ほんとに幼いんだなあって、しみじみ思う。
いつも怒ってばかりでごめんね。
もっとうまくやれたらいいのにね。
相変わらず未熟な母を尻目に、冬坊はどんどん成長しています。
感情のコントロールもどんどん上手になって、たくさんのことを吸収しつつあります。
それができるようになって、いちばんうれしいのは、きっと冬坊自身。
今、6歳と7カ月。
小さい頃と比べてみても、今がいちばん楽しそうです。
ところで。
しばらく話題に上っていなかった夏坊のことも、ちょっと書いておきますね。
夏坊のセンサーは感度良好。
目の前で親子のバトルを見ていれば、嫌でも良好になろうってもんですが・・・でも、どう考えてもそれだけじゃない。
生まれつきの資質のせいもあるような。
何しろ、ねんねの頃からごきげんだった夏坊。
ベビーベッドからこちらをみつめて、にこ~って笑いかけてきた時には感動しました。
赤ちゃんって、あやさなくても笑うんだ・・・。
気に障ることがあると、なぜか両手をばんざいみたいに上げながら、部屋の隅に走り去る夏坊。
そして、ばったり倒れこんだ数分後・・・踊りながらルンルン戻ってくることも。
おお、1歳の子どもでも、自力で気分転換できるんだ!
人の顔を見ながら、おいしいねって、同意を求める。何かしながら、楽しいねって、共感を求める。
そんなふうにしてもらうと、やっぱりうれしい。
2番目の子どもの育児は、1番目に較べればずっとラク・・・。
・・・・・なわけはございません(きっぱり)!
いや、ラクにはラクなんだけどさ。こちらも二人目になるといい加減というか、ズボラになるし。下手な期待も抱かなくなるし。
しかし、第2子の自己主張の強さ、激しさはハンパではなかった。
毎日毎日、思いっきり振り回されています。
ほんと、楽な育児というのはないものですね。
子どもと親の不機嫌について、長々と書いてしまいました。
ほんとは少し迷ったんですね。我が子の困った面や自分自身の未熟な面を、こんなふうにさらしてしまっていいのかなって。
でも、私には、子どもができて以来混乱していた頭の中を、整理する必要がありました。
こうして形にしてみた今は、ある種のカミングアウトをした気分です。
とりあえず、不機嫌についてはこれでおしまい。
こんな文章にお付き合いして下さった方がいらしたとしたら。
本当に、ありがとうございました。
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付記1 ダブル不機嫌(笑)を題材にしたエッセイを、地方新聞に
2回、載せていただきました。コチラとコチラです。
付記2 最近(2014年1月、冬坊もうすぐ10歳!)みつけた
「幸せなおかあさんになるための子育て支援サイト」
というサイトの記事。
切羽詰っていたときに読んでいたら、心の助けになった
かも・・・と思いましたので、ご案内しますね。 コチラです。