雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

女性の活用?地方の活性化?は、何をいまさら・・・

2014-09-22 07:16:08 | 日記
 政府は女性の活用、地方の活性化のための施策を立てていくと言っています。

 は、何を今さら…というのが正直私の感想。この国に女性がいることと地方があるということを忘れていたクセに!というのが私のホンネです。

 地域の中でもそうです。役員がいない、人がいない、というのでどんな人を考えているのかと聞くと大概男性の名前ばかり。女性は?優秀な人材がたくさんあると思っているのですが、実際女性の当たるとダンナさんの許可が出ないとか、家庭があって出来ないとかいう理由でお断りされることもあります。
 男性が女性の背中をポンっ!と押せばいいのです。そのために男性がどれくらい変われるかってことです。

 地方の活性化にしても、これまでのこの国はすべて首都中心の国づくりをしてきました。首都から地方へは蜘蛛の巣状に交通網も広がっていくのですが地方と地方を結ぶ交通網は需要が少ないという理由で非常に少なくなってます。つまり、首都にいたほうが便利に暮らせるシステムを作ってきたわけです。その間、人材はどんどん地方から流入し、地方は人も経済も中央に吸い上げられて弱体化してしまったのです。

 地方は過疎と高齢化に悩まされ経済的にも苦しい状況に陥っています。もちろんこれから地方に目を向けてくれるならばそれは大歓迎ですが、そんな国に振り回されていくのもゴメンだなと思っても見るわけです。

 未来の地域を担っていく若い世代に中央にいくなとも言えないとも思います。私は寧ろ都会を利用すべきだと思います。都会でいろいろ得て、地域に還元してくれることが理想だと思っています。ですから、都会で活躍している地方の人材にいつかここに戻ってきてくれるような地域を作って待つしかないと考えます。そのためにその人たちが活躍できる舞台を作っておかなければならないということが大切なのだと思います。

 若い世代のみなさんの力で強い地方を作っていければいいのではないかと思います。待ってますよ!日本は東京だけではない!