雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

老後が10年先送り。

2017-02-03 07:34:06 | 日記
 最近、高齢者の定義?が65歳から75歳にということが言われています。

 確かに、私の周囲でも65歳で老人などといったらご本人たちに叱られそうな雰囲気はあります。

 60代はまだまだ元気で社会で活躍できる年代となったことは確かなようですが、一方では、高齢ドライバーの事故が問題になり、そういうときは60代でも高齢者扱いしています。確かに、一見元気で長生きにはなったと思いますが、60歳過ぎるとそこには個人差も生まれるでしょうし、認知症などのリスクもあるし、若いときと同じような無理も出来ないと思います。当然、若い頃よりある日突然仕事が出来なくなるということもあるでしょうし、そういう場合には職場にもリスクが生まれると思います。

 ダンナの会社では、以前は70歳くらいまで現場で作業する従業員を雇用していましたが、事故が続き近年になって高齢者の雇用をやめたようです。

 私的には、元気で長生きできるようになった分、老後を楽しみたいなと考えているのですが、日本は社会保障が充実していないので難しいことなんでしょうか。

 老後豊かな生活を送るため今、頑張っていると思うのは今やもはや幻想なんでしょうか。

 10年長生き出来るようになったら10年働かされるというのはどうなんでしょうか。死ぬまで働けることが幸せと思い込まされていないでしょうか。

 1回きりの人生、終わりが見えてきたらどう生きるかを真剣に考えてみたいと思います。