雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

田舎だからと諦めていること。

2017-04-14 07:10:26 | 日記
 いよいよ、私の住む地域の小学校は市内の数少ない小規模校の一つとなってきました。

 私は、小学校は地域にはなくてはならないものと考えています。

 これ以上、若い世代が減らないようにするにはどんな対策が必要なのか考えていかなければならないと思います。

 
 私は、個人で出来ることがまず先かなと考えるのですが、

 まず感じるのは若い世代が地域内で家を建てられるようにすることだと思います。時代の移り変わりの中で、古き良きとはいえども、やはり、今どきの生活は若者には魅力的に映ります。

 実際、私も、おしゃれな雑誌を見ておしゃれな暮らしに憧れました。ガーデニングで家の周りにバラをたくさん育てたいと思ったのですが、姑にバラはトゲがあるから家の周りに植える物ではないと言われ鉢植えで我慢したり、花壇に花を植えていると、食べられんもの植えてどうするんだとか言われたり。なかなか、自分の思う通りに出来ないことが多く楽しく、正直家での同居生活は楽しくはなかったです。

 今は自分自身が親世代となり、子供にこの家をいつかは譲りたいと思っても、やはり、お互いの生活習慣や感性の違いで同居は難しいんだろうなと思っています。

 正直、自分の子供達は職場が市内ではないので、この地域に家を今は建てられないだろうと思うのですが、市内に勤めている若い世代には是非、この地域に家を建てて住んでもらいたいと思っています。

 私たち世代も、親から家を受け継いだら今どきのおしゃれな生活を今からでも楽しみましょうと言いたいです。

 リフォームは、田舎でもおんなじです。

 田舎だからと言って、憧れの雑誌に出てくるような家を諦めていませんか?

 私は、むしろ田舎だから雑誌に出てくる家より素敵な家をつくれるんじゃないかと思っています。田舎は隣を気にしなくていいし、何といっても景観を活かした家に出来ます。大きな窓で景観を取り込むことも出来ます。

 建築業界も市街地以外の暮らしの在り方も提案すべきと思うのですが…。

 とりあえず、そういう事例がいくつかあれば、そういう生活もいいな~ということになり、市街地の便利さだけが生活のすべてではないと気付くのではないでしょうか。

 そして、自然いっぱいで伸び伸びとした環境で子育てする方がいいんだよ~と、私は言いたいんです!!

 それにしても、ここのところ冬に逆戻りしたような寒さが続いたのですが、今日は5月並の気温になるそう、体がついていけないかも…。