先日、テレビでブラックバイトについての特集を見ていていろいろ感じたことを書きます。
そもそも、ブラックバイトが生まれる背景にはやはり日本の貧困があると思います。
一昔前ならば、ある程度裕福で学費を払える環境にある家庭の子が大学進学をしていました。私の時代は女子は基本短大でした。それはある意味適齢期で結婚出産で退職するという習わしの中で、4年間が長すぎるといった考えが主流だったからだと思います。それに、当時は女子の仕事は限られていました。
ところが、最近の教育は当然男女の区別はしません。それはとても正しいことです。そして、誰もが大学に進学する時代になりました。大学が当たり前の時代となったのです。そしてこのことで子育てには莫大な費用が掛かることとなったのです。
当然、奨学金を借りている人もたくさんいます。昔は奨学金は優秀な学生が対象でしたが今は誰でも借りられます。それは、奨学金というより借金に近いものと私は認識しています。我が家は2人の子供に奨学金は使いませんでした。
私は、子供は大学までは親が出すという考えで子育てしてきたのでむしろ学費や生活費を用意しない親がどうなのかと疑問に感じます。
私の周囲でも、生活費をアルバイトで賄っている子たちは大勢います。
そして、中にはアルバイトが大変で心を病んで休学~退学、アルバイトに熱中して進級出来ないといった子の話を耳にします。
進級出来なければまた学費が1年余計に掛かりそれこそ本末転倒です。退学なんぞもってのほかです。
何の為のアルバイトなのか、大学を出るためのアルバイトだったはずです。親はどう考えてるのでしょうか。私が知る限りそういう人の親すべてが経済的に困窮しているようには見えません。(もちろん、本当に困窮している人もいるわけですから一概には言えませんが。)
アルバイトという目の前にぶら下げられたお金に身も心も捧げて、一番大事な「学生生活」が台無しになっていることに気付くべきです。それによって人生まで棒に振る可能性だってあるわけです。
子供を育てるときは大学進学まで視野に入れておくべきです。意外となんとかなるもんです。我が家も2人大学が重なっている時期は梅干しごはんで凌ごうと言ってました。何とか長男は無事社会人になってくれました。大変なのはほんの一時です。
うちの子たちもアルバイトはしていました。もちろん学業とスキーの間にです。ですから、最初はバイトの面接に次々と落ちたようです。
最初はバイトって落ちるんだ~、うちの子よっぽどダメなんだ、バイトにすら採用されない…と親も落ち込んでた時期がありましたが、本人が冬はスキーをするからバイト出来ないとか土日しか出来ないとかはっきりしていたということもあったのでしょうね。逆にブラックバイトではないところで働いているようです。
これが、学生の学生としての健全な姿ではないでしょうか。学生として学生時代にしか出来ないことをしっかりやる、部活で成績を出す、学業を頑張る、今しかできない体験をする、そういう機会を学生に与えないバイトの形態をブラックバイトというんだと思います。下手すると大学も卒業できずに奨学金の返済だけが残り、本人はニートへという最悪のストーリーもあり得ます。
これを防ぐには、親の真剣な覚悟が必要かと思います。
そもそも、ブラックバイトが生まれる背景にはやはり日本の貧困があると思います。
一昔前ならば、ある程度裕福で学費を払える環境にある家庭の子が大学進学をしていました。私の時代は女子は基本短大でした。それはある意味適齢期で結婚出産で退職するという習わしの中で、4年間が長すぎるといった考えが主流だったからだと思います。それに、当時は女子の仕事は限られていました。
ところが、最近の教育は当然男女の区別はしません。それはとても正しいことです。そして、誰もが大学に進学する時代になりました。大学が当たり前の時代となったのです。そしてこのことで子育てには莫大な費用が掛かることとなったのです。
当然、奨学金を借りている人もたくさんいます。昔は奨学金は優秀な学生が対象でしたが今は誰でも借りられます。それは、奨学金というより借金に近いものと私は認識しています。我が家は2人の子供に奨学金は使いませんでした。
私は、子供は大学までは親が出すという考えで子育てしてきたのでむしろ学費や生活費を用意しない親がどうなのかと疑問に感じます。
私の周囲でも、生活費をアルバイトで賄っている子たちは大勢います。
そして、中にはアルバイトが大変で心を病んで休学~退学、アルバイトに熱中して進級出来ないといった子の話を耳にします。
進級出来なければまた学費が1年余計に掛かりそれこそ本末転倒です。退学なんぞもってのほかです。
何の為のアルバイトなのか、大学を出るためのアルバイトだったはずです。親はどう考えてるのでしょうか。私が知る限りそういう人の親すべてが経済的に困窮しているようには見えません。(もちろん、本当に困窮している人もいるわけですから一概には言えませんが。)
アルバイトという目の前にぶら下げられたお金に身も心も捧げて、一番大事な「学生生活」が台無しになっていることに気付くべきです。それによって人生まで棒に振る可能性だってあるわけです。
子供を育てるときは大学進学まで視野に入れておくべきです。意外となんとかなるもんです。我が家も2人大学が重なっている時期は梅干しごはんで凌ごうと言ってました。何とか長男は無事社会人になってくれました。大変なのはほんの一時です。
うちの子たちもアルバイトはしていました。もちろん学業とスキーの間にです。ですから、最初はバイトの面接に次々と落ちたようです。
最初はバイトって落ちるんだ~、うちの子よっぽどダメなんだ、バイトにすら採用されない…と親も落ち込んでた時期がありましたが、本人が冬はスキーをするからバイト出来ないとか土日しか出来ないとかはっきりしていたということもあったのでしょうね。逆にブラックバイトではないところで働いているようです。
これが、学生の学生としての健全な姿ではないでしょうか。学生として学生時代にしか出来ないことをしっかりやる、部活で成績を出す、学業を頑張る、今しかできない体験をする、そういう機会を学生に与えないバイトの形態をブラックバイトというんだと思います。下手すると大学も卒業できずに奨学金の返済だけが残り、本人はニートへという最悪のストーリーもあり得ます。
これを防ぐには、親の真剣な覚悟が必要かと思います。