雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

大学生の親として~ブラックバイトを生む背景~

2015-11-23 09:16:14 | 日記
 先日、テレビでブラックバイトについての特集を見ていていろいろ感じたことを書きます。

 そもそも、ブラックバイトが生まれる背景にはやはり日本の貧困があると思います。

 一昔前ならば、ある程度裕福で学費を払える環境にある家庭の子が大学進学をしていました。私の時代は女子は基本短大でした。それはある意味適齢期で結婚出産で退職するという習わしの中で、4年間が長すぎるといった考えが主流だったからだと思います。それに、当時は女子の仕事は限られていました。

 ところが、最近の教育は当然男女の区別はしません。それはとても正しいことです。そして、誰もが大学に進学する時代になりました。大学が当たり前の時代となったのです。そしてこのことで子育てには莫大な費用が掛かることとなったのです。

 当然、奨学金を借りている人もたくさんいます。昔は奨学金は優秀な学生が対象でしたが今は誰でも借りられます。それは、奨学金というより借金に近いものと私は認識しています。我が家は2人の子供に奨学金は使いませんでした。

 私は、子供は大学までは親が出すという考えで子育てしてきたのでむしろ学費や生活費を用意しない親がどうなのかと疑問に感じます。

 私の周囲でも、生活費をアルバイトで賄っている子たちは大勢います。

 そして、中にはアルバイトが大変で心を病んで休学~退学、アルバイトに熱中して進級出来ないといった子の話を耳にします。

 進級出来なければまた学費が1年余計に掛かりそれこそ本末転倒です。退学なんぞもってのほかです。

 何の為のアルバイトなのか、大学を出るためのアルバイトだったはずです。親はどう考えてるのでしょうか。私が知る限りそういう人の親すべてが経済的に困窮しているようには見えません。(もちろん、本当に困窮している人もいるわけですから一概には言えませんが。)

 アルバイトという目の前にぶら下げられたお金に身も心も捧げて、一番大事な「学生生活」が台無しになっていることに気付くべきです。それによって人生まで棒に振る可能性だってあるわけです。

 子供を育てるときは大学進学まで視野に入れておくべきです。意外となんとかなるもんです。我が家も2人大学が重なっている時期は梅干しごはんで凌ごうと言ってました。何とか長男は無事社会人になってくれました。大変なのはほんの一時です。

 うちの子たちもアルバイトはしていました。もちろん学業とスキーの間にです。ですから、最初はバイトの面接に次々と落ちたようです。

 最初はバイトって落ちるんだ~、うちの子よっぽどダメなんだ、バイトにすら採用されない…と親も落ち込んでた時期がありましたが、本人が冬はスキーをするからバイト出来ないとか土日しか出来ないとかはっきりしていたということもあったのでしょうね。逆にブラックバイトではないところで働いているようです。

 これが、学生の学生としての健全な姿ではないでしょうか。学生として学生時代にしか出来ないことをしっかりやる、部活で成績を出す、学業を頑張る、今しかできない体験をする、そういう機会を学生に与えないバイトの形態をブラックバイトというんだと思います。下手すると大学も卒業できずに奨学金の返済だけが残り、本人はニートへという最悪のストーリーもあり得ます。

 これを防ぐには、親の真剣な覚悟が必要かと思います。

 

 

 

キッチンのスタイルのこと。

2015-11-20 07:21:11 | 日記
 我が家はリフォームで憧れのオープンキッチンにしました。

 オープンキッチンにはメリットデメリットがあります。我が家はダイニングと仕切らずオープンキッチンにしたのはスペースを広く開放的に見せたかったからです。カウンター式にして手元が見えないようにするという手もありましたがあえて手元が見えることによって常にキッチンをきれいにすることができるのではないかと思ったからです。

 今のシステムキッチンの収納力は凄いです。以前は所狭しといろいろ並んでいたものが全て収納部分に収まるので片付け下手なわたしですら常にスッキリ出来ています。むしろ、見せることにこだわったりしてます。引き出し式の収納ってどうかなあ~と思っていたのですが、物を取り出したり仕舞ったりすことが俄然ラクになりました。そういうことも片付けが苦痛でなくなったと感じています。

 料理の匂いも換気扇が強力なのでほとんど気になりません。

 家族からの疎外感もありませんし、以前の暗くて夏は暑く冬は寒いといったキッチンからは想像出来ないほど居心地のいい場所になってます。

 

 

 

 

 

野良猫たちの受難。

2015-11-19 07:23:04 | 日記
 猫ブームの陰で動物愛護センターなどの施設で殺処分される猫の数はなかなか減らないそうです。

 犬はかなり減ったそうです。これは、野良犬がほとんどみられなくなったということ、犬を室内飼育する家庭が増えたということなどで望まない繁殖などが起こらなくなったことが大きいのではないでしょうか。

 一方猫は、まだまだ室内飼育という観念や、避妊去勢が行き届かず、野良猫も多く存在するということでしょうか。野良猫だけが悪者扱いされますが、実際の猫の飼育者には未だに去勢避妊せず完全室内飼育をしていないという方も多いようです。

 殺処分しなければならない猫を生み出しているのは正に人間なのに、罰を受けるのはこの世に生を受けた猫たち。ゴミを荒らす、糞をする、鳴き声がうるさい、だから、殺す、ということでしょうか。

 臭いものには蓋をする、自分たちで手を下しているわけではないので、簡単に処分を依頼してはいませんか。

 片や、ペット業界や悪徳ブリーダーが売れ残りの犬猫を表に出ない形で処分すているという現実にも目をむけなければなりません。

 ペットショップで犬や猫を飼う前にそういうことを知ってもらいたいと思います。

 とりあえず、自分で飼育している犬や猫の飼育方法を見直してみませんか。

 野良猫にも私財で避妊去勢を行っている方もいます。そこまではなかなか出来ることではないかもしれませんが飼い主のある猫はせめてしっかり管理して欲しいと思います。

 

 昔は野良猫なんてそこら中にいて、猫のやることとしていろんなことは許容されてきたのですが、

 人間がわがままになったんだと思います。

 モー君も、この地では数少ない完全野良猫です。

 

この冬は暖冬?

2015-11-18 00:23:10 | 日記
 この冬は暖冬なんでしょうか。

 11月に入ったというのに寒気が入ってきません。特にここ2~3日は暖房も要らないほど暖かです。ここ数年はスキー場も雪不足に悩むことがなかったのですが、今年はどうなんでしょうか。



 今日は、最近定年退職されたご夫婦と少しお話したのですが、

 その方たち、もともとの家はこの山間部にあるのですが、市街地に家を建てています。でもここ数年は雪の無い季節は山間部の家で過ごし、冬は市街地の家でという生活です。12月に入ったら市街地の家に行くというので冬もここで過ごせばどうですかというお話をしました。

そもそも、なぜ雪の無い季節はせっかく市街地の新しい家で過ごさずにここに戻ってくるのかということなんですが、ダンナさん曰く、

定年したら、市街地の家が暑くて1日家にいるのがつらいということ、することがないということ、山の家は涼しいし、外仕事も出来て体が訛らないということで、奥さんの方は山の家は冬寒くて嫌だから冬は市街地の家で過ごしたいということでした。

 う~ん、だったら市街地の家を売ってそのお金で山の家をリフォームして冬が快適に過ごせるようにしたらどうですか?と私が提案すると

 皆にそう言われるよ~という答えが返ってきました。

 ご近所ももともと知ってる人ばかりだし、本当は移住者に住んでもらうより、定年後またここでみんな仲良く住みましょう!のほうがいいと思います。

 事実、畑仕事や田んぼ仕事に市街地からここに通っている方もいます。通勤が無くなればむしろ田畑の近くに住むことの方がいいということになるのではないでしょうか。

 私はいまの暮らしでとても満足なので市街地で暮らすなんてありえません。楽しい暮らしは自分たちで作るものなんです。

 

 

金魚水槽に照明を。

2015-11-17 07:40:01 | 日記
 金魚の水槽に装飾してみました。

 テトラのバブルガーデンというものです。アウトレット価格でめちゃ安かったのでお試しです。

 バブルカーテンにするにはエアーポンプをつながなければならないので、投げ込みフィルターの粟を使っています。

 なかなか、いいかも。

 でも、金魚たち眩しすぎると心配なので必要ないときは消しておこうかな~。