雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

新世代のスキーヤー。

2015-11-17 07:30:33 | 日記
 昨年辺りから、技術選でめきめきと頭角を現してきた2人の新世代スキーヤー、青木哲也クンと佐藤栄一クン。2人とも私の住む糸魚川市のシーサイドバレースキー場をホームゲレンデとして育ってきました。

 周辺には白馬や妙高といった常にオリンピック選手が出るような環境のスキー場がたくさんある中、小さな地元で運営するスキー場から日本のトップスキーヤーが生まれるんですから凄いことだと思います。

 これは、スキー場がこの地に出来たころから大人たちが蒔いた種がやっと花を咲かせ大きな実を付けたといったことではないでしょうか。

 この大きな実からさらに素晴らしい芽が出てくれることを期待したいです。

 

 

 

 今月号のスキー雑誌もこの2人。

 2人が地元スキー界の救世主になってくれればうれしいです。

田舎暮らしのホンネ。

2015-11-15 15:59:06 | 日記
 先日も移住者の方と少しお話をしたのですが、

 ともすると私たちは移住者の方に期待し過ぎていると思います。

 移住者の方から、地域で移住者受け入れについてなんて話が出たことについて、

 なんで俺らを上から目線でみるんや~などと言われまして。

 そりゃ、そうですよね。移住者の方々がここを選んで住むのは全く自由だと思います。

 問題はその先です。

 都会感覚で来られたらこまるとか、自治会の活動に出てもらえないのは困るとか、そういうことです。

 ま~、都会感覚でもいいんですけどね。勝手にここに住むのですからそこのやり方をおかしいとか頭ごなしに言われても困ることは確かです。ここは、

 何世代もそうやって住んできたところですから、長い間に地域でいろいろ考えられた末の決まりごとや祭りなんかなんです。その地にはその地の長い歴史があるのです。もし、そういう土地が気に入らなければ違うところに住んでいただくしかないのです。ですから移住者に過度の期待を持ってもいけません。住み始めた途端に人足に出ろとか、役員になれとか、そういった期待をすると移住者の方とうまくいかなくなります。移住者の方にそういった地域を知ってもらってからやんわりとお付き合いしてもいいと思います。

 ただ、そうはいってもこの地に住む私たちですらそういった古い慣習や祭りなどを煩わしく感じていることも事実です。そこは、これからここに住む若い世代がどういう風に変えていけるかということでしょうけれど、伝統も守っていかなくてはならないということも私たちはわかっています。

 どうしたら一番いいのか考えていかなければなりません。
 
 そしてそういった中

 ここ数年、市街地へ出ていく世帯が後を絶ちませんが、

 私はここにいます。

 だって、

 ここが好きだから

 大好きな土に囲まれて、園芸カタログを眺めて花壇や畑に蒔く花や野菜の種をカタログで選ぶのがとても楽しいし、実際に畑に立つのも本当に楽しいです。

 家や家の周りも少しづつリフォームして理想の暮らしに近付けています。

 猫や金魚との暮らしも楽しいです。雪のある暮らしだってそう悪くないです。冬はどうせ畑仕事出来ないんです。家でゴロゴロしてるんだったら雪掘りくらいしてもいいと思います。

 暇を持て余してダイエットするより雪ほりは仕事してるように見えてむしろ堂々とダイエット出来るんです(笑)。

 田舎暮らしのホンネ?

 楽しい

  です。

 住み心地のいい地域は自分がいかに地域に馴染めるかってことからですよね。
 

 

 

土と触れ合う。

2015-11-14 07:24:41 | 日記
 土と触れ合うこと。

 私は子供の頃から土と触れ合う生活を続けてきました。

 自然の神秘、恵み、生命の不思議、癒し、すべて土から頂いてきました。

 やがて自分もこの土に還るのですけれど、

 そういったことが土と触れ合っていると何となくわかります。

 自分が自然の一部だということ、

 決して人間がこの世界を支配しているのではないということ、

 そういうあたりまえのことが、

 土と触れ合うことによってわかるようになります。

 土と触れ合うということは自然と触れ合うということで

 その偉大さに気付かされてきました。

 自然と向き合うことによって自然からの恵みも受け止められる、私はそう考えています。

 私たち大人は次の世代にこの土と触れ合う大切さを伝えていけますか?そもそも、こんな大切なことに気付いていますか?

 
 都会で今日のお天気も関係ないような暮らし方の中で人として大切なことを失っていることに気付いていますか?

 私は、常に土と触れ合える日々に喜びを感じています。

 やがて、この大地が4か月もの間、真っ白な雪に覆われます。

 冬はまたこの地域に暮らす人たちにとって特別な季節です。今シーズンも土と戯れられる日々もあと少し。

 

 

 

 

ネコノミクス。

2015-11-13 18:20:01 | 日記
 最近は、猫ブームなんだそうな。猫人気にあやかって巷ではネコノミクスという言葉まで使われています。

 飼育頭数も猫が犬を上回る勢いだとか。

 近年、一昔前と違い、猫の飼い方も変わってきました。習性が判れば実に飼育しやすい動物です。猫の飼育グッズも増えてきましたし、猫関連グッズも、猫の本もたくさん出ています。テレビCMも猫、ネコ、ねこ…です。

 これが一時のブームで終わることなく続いて欲しいです。日本人は飽きっぽいですからね。

 あと、これを機会に犬猫殺処分の現状を知ってもらい、出来るだけそういう保護猫を引き取ってもらいたいと思います。

 ペットショップで買う前に、各県の動物愛護センターなどのHPなどを閲覧してみてほしいと思います。

 猫は犬と違い、血統で大きく形が変わるわけではありません。性格、性質はほとんどが個体差によるものです。毛色も様々で、保護猫の中にも長毛だったり、グレーだったり、とてもきれいな猫もいます。最近は、ブサカワ猫も人気です。サビ猫や、チョビひげクンもかわいいです。

 我が家のももも、美人でないところがかわいいと思えるようになってきました。

 

 ポン太も野良猫の子だと思いますが、見た人には高い猫なんでしょう?と言われます。

 

 犬なんかでブームが起きるとお金もうけしようとブリーダーもどきが増えて、かえって不幸な動物が増えてしまいます。

 この猫ブームでは決してそんなことが起こって欲しくないと思います。