【猫マンガ】みゆちゃん、勘違い?









滅多に人の上を踏みつけたりしないみゆちゃんなのですが、
何を勘違いしたのかにゃ?



もちろん息子はみゆちゃんに踏まれたくらいでは起きません。

にほんブログ村 猫ブログ 猫絵・猫漫画へ ←1クリックよろしくニャ~
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

猫の寝相

 子供は寝相が悪い。はじめは布団の真ん中にまっすぐ寝ていても、寝返りを打ったり伸びたりするたびにだんだん位置がずれていって、ひどいときには、180度からだが上下反対になっていることもある。今日も左の方へどんどん転がっていって、布団からはみ出して寝ているところへみゆちゃんが静々とやって来て、空いた布団のちょうど真ん中に香箱を作った。
子供の布団を陣取ったものの、ゆったり身体を伸ばして横になったりはせずに、手足は折りたたんだままで、何となく薄目を開けたりして落ち着かない様子だから、遠慮しているのかと思ったら、そうではなくて、やがて立ち上がると、今度は向こうから走ってきて敷布団とシーツのあいだに滑り込んで遊び出した。ひととおりシーツをくちゃくちゃにしてから、気が済んだのか向こうへ行って、自分のソファの上で眠っている。
 子供みんなの寝相が悪いのかどうかしらないが、私も何歳の頃だったか、二段ベッドの上の段から落ちたことがある。もちろんベッドには柵がめぐらしてあるのだけれど、私が落ちないようにと母が柵の内側に大きなわにのぬいぐるみを置いておいたのがあだになってしまい、そのぬいぐるみをとっかかりにころころ寝返りを打ちながら柵を乗り越えて落ちたようである。まだ小さくて体も軽かったから、たいした怪我もしなかった。箪笥に頭をぶつけてこぶが出来たようだけれど、横で寝ていた母が大きな音に驚いて飛び起きて来たときには、落ちたなりで寝ていたそうである。もちろん、大人になってからは行儀よく寝ている。
 猫といっしょに布団に寝ていると、猫が寝ながら足を突っ張ったり体を伸ばしたりするから、こちらは遠慮しいしい、いつのまにか布団の隅っこに追いやられて、掛け布団からはみ出しかけて小さくなっていることがある。一方の猫は知らん顔で、布団の真ん中で広々と気持ちよさそうに眠っている。これは猫の寝相が悪いのかしらとも思うけれど、猫のことだから、そうではなくて、本当は計算した上でのことなのかもしれない。


にほんブログ村 猫ブログ 猫絵・猫漫画へ ←1クリックよろしくニャ~
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )