望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台のドアが壊れた話(その3)

2010-03-14 21:09:26 | 舞台・ウラ話
舞台での立ち位置というのは決まっています。

演出家が最も効果的と思う場所に決めて、
照明さんがそこに明かりをプランニングします。

だからどんなに走り回って、
グジャグジャになっているように見えても、
ちゃんと自分の位置に立っているんですね。



なのに、このとき、

楽屋のモニターを見ると、
なぜか1人、
まるっきり違う場所にいる人間が・・・。

「どうしたんだろう?」

と話しているうちに、

お話は進んで、
その人はドアを開けて出て行きました。

と、もう1人が、
さささっとドアに近寄るではありませんか。

「あれ? これは、もしかして・・・

と、いや~な予感が楽屋中に広がったとき、

さっきの出演者が楽屋に走り込んできました。



「まずいよっ!ドアが閉まらないっ

(つづく)
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