ちょっと間が空いちゃいましたが、
一昨日は、言いにくい言葉を早口でしゃべるのは大変!
といった話をしていました。
で、私の場合は・・・、
私、早口キャラじゃないのですが、
台詞自体は、難しい漢字だらけ。
ある種の呪文のような言葉もあって、
どこまでわかって頂けるか。
そこも、私の役の課題です。
呪文のようでも、内容はあるので、
(マクベスの魔女の言葉もそうですよね)
お客様に理解していただかないとマズイんです。
とはいえ、めっちゃくちゃ難しくて、
初演のときは覚えるのに苦労しました。
かなり特殊な台詞なので、ひたすら丸暗記。
絶対、誰にも助け船を出してもらえないシチュエーションなので、
噛んだらエライこと。
というか、シーン丸ごと、1人でつぶしてしまいます。
もう、完全にどっかーーーん
大戦犯です。
ということで、
台詞量は少ないのに、
出の前は、いつも以上に緊張しまくってバクバクでした。
でも、そういう特殊なセリフは、
意外に思いだしやすいんですね。
なにが思い出しにくいか、っていうと、
会話とか、相手との関係で出していく台詞でして、
そのときによって、同じ台詞でも変化があるため、
後になると、ぜんぜん思い出せなかったりします。
でも今回の台詞のように、
1人で悶々としながら覚えて、相手の影響を受けない台詞は、
丸ごとパッケージされてる感じで、
けっこう早く戻ってきてくれました。
今は、この役をどう作っていくか、という、
一番しんどくて、一番難しくて、一番おもしろい、
作業を続けています。
・・・なんて言っても、意味不明ですよね
すみません。これ以上は言えないので。
あ~、そういえば、
なんといっても、
一番読めないのはサブタイトルかもしれませんね。
〜平将門傀儡徒夢〜
~たいらのまさかどくぐつのあだゆめ~
読めない! 絶対に(笑)
しかし!
言葉は難しくても、
お芝居は難しくありません!
いつの世も変わらぬ、普遍的な人間という存在を描いて、
秀逸と思われます。
まだ本番は来月ですが、
がっつり稽古して、必ずや面白い舞台に仕上げます!
くれぐれも食わず嫌いなさらずに、
ご来場、お待ち申しあげております!
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<稽古場の風景>
演出の佐藤さん、自らが出演しつつ、同時に演出も。
このシーンでの役の心理を説明中。
「将門 ~平将門傀儡徒夢~」
公演詳細はこの下に